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ブックマーク / agora-web.jp (37)

  • ウクライナ危機:予測を外した専門家が今後を語る滑稽さ

    軍事・安全保障Chess financial business strategy concept. King loses the fight ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1周間が過ぎた。先月24日に掲載(公開)された拙稿で、こう書き出した。 「やはり、ウクライナへの軍事侵攻が始まった」 いま読み返すと、「侵攻」ではなく「侵略」とのツッコミが聞こえてきそうだが、ポイントはそこでない。当該ページのタイトルに次ぐ2行目に記された掲載(公開)時刻である。「2022.02.24 06:55」――日時間で当日早朝に掲載されたことが小さな数字で記録されている。 ロシアのプーチン大統領が、親ロシア派組織とウクライナ軍の対立が続く同国東部での「特別軍事作戦」の実施をテレビ演説で宣言したのは、現地モスクワ時間で24日の午前6時。日時間では12時に当たる。 つまり、前回の拙稿は、その約5時間前に掲

    ウクライナ危機:予測を外した専門家が今後を語る滑稽さ
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    type-100 2022/03/22
    小泉氏も黒井氏も「この事態は予想してなかった」って率直に語ってるけどね。
  • 北方領土不法占拠者の四割はウクライナ人である

    Facebookで北方領土を不法占拠している島民のうち四割はウクライナ系だということを紹介したら、反響が大きかったので紹介したい。 ウクライナロシア(=ソ連)に支配されていたのだとか、強制連行されてきたのだろうから責めるのは気の毒といって反論してくる人もいるが、完全な誤りである。 ウクライナは旧ソ連の中核であって被支配者でない 今回のウクライナへのロシアの侵攻は無条件にロシアが悪い。しかし、ここに至るまでの紛争や歴史的事情については、まったく別だ。とくに歴史認識については、ウクライナの主張はデタラメで酷すぎるし、また、日人がまったく勘違いであることも多い。それどころか、その話に乗っては国益を毀損するとか天に唾することが多すぎる。 そのなかの一つが、旧ソ連=ロシアであるような論理で、日人もウクライナ人もロシア人の国家である旧ソ連の被害者であるというような気分で同情する人が多い。 ソ連は

    北方領土不法占拠者の四割はウクライナ人である
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    type-100 2022/03/22
    明治時代の北海道開拓民は、みんな愛国心から移住したんですかね。
  • 歴史学者はいかに過去を捏造するのか:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える⑩

    IT・メディアconcept you are not you how others see you how you see yourself 私はポストドクターを入れると大学院に5年半在籍し、続けて地方公立大学の准教授として7年半教鞭をとったので、通算すれば13年間は「歴史学者」として仕事をしたことになる。その最中から歴史学の教育にまつわる営みが、ひとつ間違えば危険なものにも転じうる可能性をずっと感じていた。 たとえば一般の読者が選びのヒントにするのは、帯や惹句、あとがきや解説だと思うが、歴史学者は手にとった書籍のうち、最初に「注」を見る癖を持つ人が多い。主張の典拠として一次史料を引用した場合、(専門書では)出典表示のために必ず注をつけるので、まずはざっと注だけを一覧すれば、そのがどの程度「オリジナルな研究か」をつかめるからだ。 しかしこれを悪用すると、中身もないのにとにかく注ばかりを

    歴史学者はいかに過去を捏造するのか:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える⑩
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    type-100 2021/12/07
    この言い分は分かる。
  • 北村紗衣氏の「指摘」に応える:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える⑥

    IT・メディアThis photo illustration of a deep blue moonlit ocean at night with calm waves would make a great travel background for any coastal region or vacation, emphasizing the beauty of the night time ocean or sea. とくに英文学に詳しくなくとも知る人の多い、「吠えなかった犬」というシャーロック・ホームズの挿話がある(白銀号事件)。番犬が不審者を見かけて吠えたことではなく、むしろ問題の夜には吠えなかったことを手がかりとして、探偵が事件の真相を見抜く話だ。 前回(連載第5回)の内容に対して、「さえぼう先生」こと北村紗衣氏から連続して10ツイートを超える反論が寄せられた(このツイートからの

    北村紗衣氏の「指摘」に応える:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える⑥
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    type-100 2021/11/21
    不正確云々は北村氏の言い過ぎだと思うが、他の点は與那覇氏の論がひどすぎてどうにも。
  • 北村紗衣氏の「事実誤認」についての疑問:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える⑤

    IT・メディアsearch concept. black on black. magnifier on dark background. view from above. copy space for design. 呉座勇一氏の炎上と訴訟が提起した問題について考察を続けていると、與那覇の記事は「事実誤認」をしているといったクレームを稀に目にする。もちろん批判は歓迎だから、拙稿のどの部分が事実に反しており、正しくは何が事実なのか、妥当な論証とともにご指摘いただければ訂正するが、「事実誤認だ!」と叫ばれるだけでは対応のしようがない。 無責任な匿名の有象無象は黙殺すれば済むが、呉座氏による中傷の告発者として著名な「さえぼう先生」こと北村紗衣氏(英文学者。武蔵大学准教授)となるとそうもいかないだろう。たとえば先日、拙稿(連載その②)に言及した辻田真佐憲氏に対して、彼女はこうしたリプライを寄せてい

    北村紗衣氏の「事実誤認」についての疑問:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える⑤
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    type-100 2021/11/18
    いや、一年半は「数年」のうちに入ってもおかしくないでしょ。これは「数年」という言葉の範囲の広さを知らない、与那覇氏の認識不足だと思う。
  • 転売はユーザーの利益になる

    先週から話題になっているホビージャパンの問題が、社員を解雇するという処分に発展した。 【弊社社員の不適切発言に関する社内処分について】 当該社員ならびに関係者の処分につきましてご報告いたします。 また、お客様ならびに関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけ致しましたこと、改めて深くお詫び申し上げます pic.twitter.com/zoE4GhOeBy — ホビージャパン編集部 (@HobbyJapan_MAG) July 26, 2021 問題になった編集者のツイートは、次のようなものだ。 転売を憎んでいる人たちは、買えなかった欲しいキットが高く売られてるのが面白くないだけだよね? 頑張って買えばいいのでは? 頑張れなくて買えなかったんだから、頑張って買った人からマージン払って買うのって、普通なのでは。 うーん… 転売問題が難しいところは、 転売されて困るのが一部のユーザーだけってことで、

    転売はユーザーの利益になる
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    type-100 2021/07/27
    そもそもなぜ資本主義を肯定しなければならないのか。
  • 日本外交を「指揮する」渡邊親子の破壊力

    ミャンマー情勢をめぐり、元郵政大臣の渡邊秀央会長が率いる「日ミャンマー協会」が注目されている。軍政時代に焦げ付いたミャンマー向け円借款約4,000億円の取り消しや、その後の年間1,000億円以上の円借款に深く関わっているからだ。25回とも言われる数の会合をクーデターの首謀者ミンアウンフライン軍司令官との間で繰り返している。 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/05/post-96232.php この日ミャンマー協会の役員一覧には政財界の大物が名を連ねていた。10億円以上のODAプロジェクトの契約企業の役員も名を連ねていた。私や、「Tansa」の渡辺周氏も記事で同一覧を取り上げると、https://president.jp/articles/-/45524  https://tansajp.org/investigativejo

    日本外交を「指揮する」渡邊親子の破壊力
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    type-100 2021/05/31
    まあ国軍が目指すナショナリズムも民主と言えば民主なんでしょうけど
  • エログロの深夜アニメで町おこしをするべきではない | アゴラ 言論プラットフォーム

    アニメで町おこしという話は最近よく見聞きするが、筆者は懐疑的である。費用対効果の点で見ても問題が大きいが、題はそこではない。エログロを売り物にしたアニメが一部の町おこしに使われているのである。 例えば『おちこぼれフルーツタルト』というアニメがある。登場するキャラクターにわいせつな衣装を着せたり排泄シーンを描いたりしている。舞台は東京都小金井市だが、小金井市では同アニメを題材にした観光イベントなどが実施されており、一部の商店や市議会議員もそれを後援しているという。これに対し一部の市民からは非難の声があがっているが、アニメのプロモーターなどはそれを黙殺し、「エロ」アニメと小金井市を無理やり結び付けようとしている。 別の事例を挙げたい。『邪神ちゃんドロップキック』というアニメがある。このアニメは人間の住む世界から無理やり連れてこられた「邪神ちゃん」が、人間のキャラクターに拷問ともいうべき過酷な

    エログロの深夜アニメで町おこしをするべきではない | アゴラ 言論プラットフォーム
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    type-100 2021/03/11
    なぜアゴラはこの人使ったんだろう。
  • 学術会議問題:迷惑な学者の「正義」の押し売り

    衛藤 幹子(法政大学法学部政治学科教授) 日政治学会カーストの最下層に位置する私にとって、学術会議は雲の上の縁もゆかりもない存在だ。政治学界から当会議に誰が出ているのか知らないばかりか、関心もなかった。2014年の安保法制をめぐる同僚たちの、ときに横暴とも、また滑稽ともみえる反安保法制運動に嫌気がさして以来、学界から距離を置きたかったというのもある。 私の勤務先は所謂「リベラル」派の牙城、異論が許されない雰囲気だった。私は憲法改正には反対だけれども、集団的自衛権には賛成だ。集団的自衛権反対の大包囲網のなかで、意気地なしの私はただ沈黙し、署名や集会に一切参加しないという消極的抵抗をするだけであった。 2017年3月に学術会議が「軍事的安全保障研究に関する声明」を出したときも、我が大学は即座に声明を支持する立場を打ち出し、強い違和感と失望を感じた。私は戦争には断固として反対だし、私自身はそう

    学術会議問題:迷惑な学者の「正義」の押し売り
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    type-100 2020/10/12
    教授になった時点で制度的に最下層ではないだろうと思うと同時に、本文でちゃんとエクスキューズ入れてるのにそれを無視して批判するブコメにも呆れる。
  • ロシア海軍で異常事態発生の可能性

    また、この艦艇群の中に「病院船」が含まれていることは注目に値する。この「病院船」が、単独または補給艦とペアで進出していれば、それはいずれかの地域又は艦船においてクラスター(感染者集団)が発生して医療崩壊状態となり、これら感染者などを収容するための災害派遣という可能性が考えられる。しかし、今回は艦隊主力の戦闘艦艇群が行動を共にしていることから、単なる災害派遣とは考え難い。では、いかなる理由による移動であろうか。 先ず考えられるのは、太平洋艦隊が所在するウラジオストックで緊急事態が発生しており、このミッションが「エヴァケーション(退避行動)」というものである。つまり、ウラジオストック周辺地域でオーバーシュート(爆発的患者急増)が発生しており、この状況から艦艇群とその乗員である将兵を保全するため、感染が収束するまで「外洋」又は「いずれかの港湾付近」に退避するという目的が考えられる。 他には、例え

    ロシア海軍で異常事態発生の可能性
  • 森ゆうこ議員の国家戦略特区に関する質問通告に関して

    森ゆうこ・参議院議員(国民民主党)から、10月15日の参議院予算委員会に、国家戦略特区に関して参考人出席するよう要請があった。内閣府経由で、質問通告と出席要請の連絡があったのは11日(三連休をはさんで実質的に前日)の夜20時頃。さすがに無理だ。 それ以前に、この期に及んで、私があたかも不正行為の容疑者かのような扱いで、国会に参考人として呼ばれることには、強く違和感がある。 そもそも6月11日に毎日新聞で、国家戦略特区WGに関して私が「200万円」を受け取り「会接待」を受けたかのような記事が掲載された。こうした事実は全くない。 毎日新聞社とは訴訟係属中だが、訴訟で同社は、私が直接ないし間接に実質的に金銭を受け取ったことを報じたわけではないと主張。表向き記事訂正はしていないものの、報道内容の根幹部分を事実上はすでに撤回したとも受け取れる状態だ。 ところが、その後も、一部の国会議員の方々は「国

    森ゆうこ議員の国家戦略特区に関する質問通告に関して
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    type-100 2019/10/17
    やっぱり特区ビジネスは真っ黒みたいだなあ
  • 韓国に対する「特別扱い」の終了:「逆切れ」している場合ではない

    政府は、この度、韓国に関する輸出管理上のカテゴリーを見直すとともに、フッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素の輸出などについて、包括輸出許可制度の対象から外し、個別に輸出許可申請を求め、輸出審査を行うこととした。 これらは、韓国の主力産業である半導体やディスプレイ製造に不可欠の素材であり、日が市場の70~90%独占しているため、禁輸措置ではなくただの優遇措置解除ではあるものの、韓国のビジネスに影響必至と思われるため、韓国側が激烈な反応を見せている。 先日、某討論番組に出演して件について話してきたところだが、改めて自分の思うところを書いておこうと思う。 1. 事実関係 まず、日韓マスコミの報道で誤解されている可能性が高いので改めて事実につき強調しておくと、韓国に対する禁輸措置ではない。 これまで、信頼関係に基づいて、輸出手続を包括的に許可していたのだが(ホワイト国指定)、この優遇措置を

    韓国に対する「特別扱い」の終了:「逆切れ」している場合ではない
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    type-100 2019/07/08
    与党議員がメッセージって言っちゃうのか。政府が積極的にアピールしろって指導してるのはマジっぽいな。措置自体は別に構わんと思うが本当にWTOで勝てるのか?
  • フジテレビ『バイキング』の取材手法と番組構成への疑問

    昨日、一時Twitterでトレンド入りまでした、フジテレビ「バイキング」で、ピエール瀧さんを扱った番組、皆さんご覧になりましたでしょうか? 今回、私たち「依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク」が提出した、 電気グルーヴ ピエール瀧氏の出演作品に対する撤収・放映及び公開自粛・撮り直し等の措置の撤回を求める要望書 が取り上げられたのですが、取材依頼があったのが、おとといの夜のことでした。 電話で取材したいとのことでOKしたのですが、内容としては「要望書の提出先から連絡はありました?」とか「主旨をお聞かせ頂けますか?」と、他のメディアから頂いたご質問とそれほど変わりなく、しかも先方も「そうですよね~」「最近特にこういういきすぎた傾向がありますよねぇ」といった相槌を打ちながら話し、その後音声録音となったので、私としては、当然のごとく「いきすぎた自粛に対し一石を投じる番組」となると思っていまし

    フジテレビ『バイキング』の取材手法と番組構成への疑問
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    type-100 2019/03/30
    番組よりもコメンテーター個々人が問題だと思うのだが
  • 呉座氏は百田・井沢氏より大胆な飛躍がお好き

    在野は謙遜語で相手を貶めるために言うべからず 呉座勇一氏が私の『呉座 VS 井沢:歴史学者だけが歴史家なのか?』に反論して、『在野の歴史研究家に望むこと』という記事を書いているが、タイトルからして笑止千万である。 「在野」などというのは、当事者が謙遜していうとか、反抗精神をポジティブにとらえて第三者が言う言葉であって、象牙の塔の住人が自分たちの仲間でない人たちを見下すように使うのは失礼だろう。 学会所属の自分たちは殿堂の中にあって、そうでない人は屋外席だとでもいいたいのかといわれそうな、誤った特権意識の表れだ。 もうひとつ呉座さんが分かってないと思うのは、自分が文献資料の分析だけのプロだということだ。だから、資料の発見とか整理や評価はプロのはずだが、解釈能力があるかどうかは別だ。解釈は森羅万象についての知識、推理能力、人生経験などがものをいうから、文献史家がプロとしての優位性をもっていると

    呉座氏は百田・井沢氏より大胆な飛躍がお好き
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    type-100 2019/03/25
    いや、呉座氏は前から「歴史に学ぶな」と言ってるし。むしろ歴史蘊蓄をネタに俗流社会論・政治論ぶってるのが、ボロクソに言われてる理由ではないか。
  • 在野の歴史研究家に望むこと

    週刊ポスト(3月15日号)誌上での井沢元彦氏の公開質問状に対して、私が今週発売の29日号で反論した。これに対して評論家の八幡和郎氏がまたまた感想をアゴラに寄せている。 呉座 VS 井沢:歴史学者だけが歴史家なのか? 上記記事で八幡氏は私の反論文について「素晴らしい出来である」と述べている。お褒めいただいて恐縮だが、八幡氏は以前にアゴラ上で発表した記事で そして、井沢氏は「安土宗論八百長説」、つまり、信長の前で浄土宗と法華宗の間で行われた宗論について信長が最初から法華宗を負けさせるつもりだったという通説が自分の問題提起をきっかけに学説も修正されたことを指摘しているが、これには一理あるだろう。(「週刊ポスト」で井沢元彦氏が呉座氏に公開質問状) と述べている。井沢氏の主張を鵜呑みにして学界の通説が一蹴されたと八幡氏は思い込んでいたわけだが、一蹴されていないことは私が週刊ポストで指摘した通りである

    在野の歴史研究家に望むこと
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    type-100 2019/03/22
    歴史から教訓を得ようとすること自体、極めて危険なんだよね。悠久の歴史からは、自分に都合のいいどんな例だって引き出せるから。
  • 八幡氏への反論:歴史学者のトンデモ本への向き合い方

    『週刊ポスト』2019年3月15日号に掲載された歴史小説家・井沢元彦氏の『逆説の日史』(以下『逆説』と略す)第1218回は、「井沢仮説を「奇説」「歴史ファンタジー」と侮辱する歴史学者・呉座勇一氏に問う」というものだった。私が朝日新聞に連載中のコラムなどで展開した井沢氏の著作に対する批判に、氏が反論したものである。 この問題について評論家の八幡和郎氏がアゴラ上で論評を加えている。 「週刊ポスト」で井沢元彦氏が呉座氏に公開質問状 井沢氏の公開質問状に対しては『週刊ポスト』誌上で回答する予定であり、それを読んでいただければ私の真意は八幡氏にも伝わると思うが、事前に一点だけお伝えしておきたい。 具体的な批判を控えている理由 八幡氏は前掲記事で 売れたからといって著作態度が安直だとか、監修という言葉が普通と違うとか、井沢氏の著作は学者から見て価値がないとかいう姿勢論でなく、百田氏の書いていることの

    八幡氏への反論:歴史学者のトンデモ本への向き合い方
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    type-100 2019/03/07
    まあこれぐらいの権威主義は無いと世の中回らないという話ではある。
  • 『日本国紀』監修者・久野潤氏の問いかけに答える

    『日国紀』問題で久野潤氏から再反論があった。 『日国紀』論争、久野潤「呉座氏は私の問いに真摯に答えよ」(iRONNA) 真摯に答えよとのことなので、私の考えを述べておく。泥仕合にしたくないので、なるべく簡潔に答えようと思う。 匿名の批判をどう考えるか 久野氏の反論は多岐にわたるが、主要な柱の1つは「ネット上での匿名の批判を相手にしない」という自身のスタンスの正当性を改めて唱えた点だろう。ネット時代においては、著名人に多数の匿名の批判が殺到するので、全ての批判にいちいち対応できないというのは、私も痛感するところである。 しかし、久野氏の勤務先である大阪観光大学を揶揄するといった中傷を除くのは当然として、議論する価値のある主な批判を選んで反論することはできるのではないだろうか。久野氏は匿名の批判者は揚げ足取りや人格攻撃ばかりしているかのように語るが、実際には『日国紀』の内容を真剣に検討し

    『日本国紀』監修者・久野潤氏の問いかけに答える
  • 『日本国紀』監修者・久野潤氏の反論に応える①

    百田尚樹氏が昨年11月に出した『日国紀』は現在8刷60万部に達したらしい。だが売り上げ絶好調の反面、『日国紀』への批判は少なくない。かくいう私も朝日新聞で連載しているコラムで『日国紀』の問題点を指摘した(リンク先全文は有料会員のみ)。 ・百田氏新作、過激と言うよりは ・通説と思いつきの同列やめて ・足利義政のイメージは当か ・誤解生む「日文化」の絶賛 一連の批判に対し、『日国紀』著者の百田氏や担当編集者の有香氏は「嫉妬」「暇人」「揚げ足取り」などと揶揄する程度で格的な反論は行っていない。しかし先日、『日国紀』の監修者の一人である久野潤氏が『日国紀』批判への反論を行った。 百田尚樹『日国紀』をコンナヒトタチに批判されたくない(iRONNA) この記事の中で私も名指しで反論されているので、久野氏の反論に応答したい。 校閲は結果が全て 『日国紀』は刊行直後から事実誤認や記

    『日本国紀』監修者・久野潤氏の反論に応える①
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    type-100 2019/01/11
  • 「工作員妄想」こそ妄想だったスリーパーセル問題

    人を批判するのに事実を間違えてはアカン 三浦瑠麗さんの「ワイドナショー」での発言に端を発する「工作員問題」。これに対する古谷経衡氏の反論が、放送から2日後にアップされ、一時はyahooトップにまで掲載されていました。 この記事に対してツイッター上ではすでに多くの方からの批判的指摘が飛んでおり、またアゴラでも新田編集長が指摘されていますが、古谷氏の記事には明白な事実誤認があるので、きちんと指摘する必要があるのではないかと思います。 というのも、yahooトップに掲載されたとなれば、そのビュー数は数百万に達したものと思われます。明らかな事実誤認のある記事に乗っかったまま「『スリーパーセル』は三浦瑠麗の頭の中にだけある存在」などと三浦批判をしている人も散見され、これはさすがにきちんと指摘すべきだろうと思うわけです。 ①「スリーパーセル=潜伏する工作員」は実在する―『警察白書』より 古谷氏は当該記

    「工作員妄想」こそ妄想だったスリーパーセル問題
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    type-100 2018/02/15
    古谷氏のもどうかと思ったが、こっちはこっちでいちゃもん臭い。
  • イスラーム化していく西欧(1) フランスの現状 – アゴラ

    L’islam en France – la République en échec 上記リンク先にある「L’islam en France – la République en échec」は、フランス国内で放送されたテレビ特集である。内容自体もショッキングだが、この番組が遂に公共放送されるに至ったことの意義は甚大である。フランスでは早速左派やリベラル派が猛反発し抗議しているが、今回はこの番組についての簡単な報告をする。 番組タイトルから明らかなように、内容は無論「フランスにおけるイスラム教」の実態に関するレポートである。 白人男性のリポーターがhijabや中にはburkaを被ったイスラム教徒の女性達や「イマーム」を名乗る男性などを尋ね直接取材していくのだが、取材に応じているイスラム教徒達のリポーターの質問に対する答えは実に衝撃的発言を含んでいた。 例えば、現在既にイスラム教徒の占める比

    イスラーム化していく西欧(1) フランスの現状 – アゴラ