「小沢戦略」が、大連立構想に続き再び頓挫した。民主党の小沢一郎代表(66)は19日、次期衆院選挙前の合併を進めていた国民新党の綿貫民輔代表(81)と電話で会談し、合併見送りを決めた。「対等合併」「党名変更」で折り合いがつかず、交渉は決裂した。一方、次の自民党総裁に確実視される麻生太郎幹事長(67)は、自分が言わないうちから「10・26総選挙」説が浮上することに不快感を表明。両党トップとも、決戦前にして前途多難だ。 21日に開く民主党大会の“目玉”になるはずだった国民新党との合併が、決裂した。小沢氏は19日午前、国民新党本部に綿貫氏をたずね正式に合併を申し入れる予定だったが、綿貫氏側から「待った」をかけられ、中止に。日程を変更して綿貫との党首会談をセットしたが、出はなをくじかれた。午後、郡山市で福島2区の会見に出席した際は合併実現にまだ意欲的だったが、夕方綿貫氏との電話会談で合併を断念。周囲
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