知事選で初当選した吉村美栄子氏(57)は1月30日夜の毎日新聞のインタビューで、「私自身は特定の党(を支持しているわけ)じゃない」と主張。自公VS民主という選挙構図を否定し、改めて“県民党”の立場を強調した。公約に掲げた知恵袋委員会は、高齢者に活力を生み出すのが狙いと説明。また斎藤弘知事が始めた毎日開く記者会見は見直す考えを示した。【構成・大久保渉】 ◇毎日の会見は見直し --麻生内閣への評価はどうですか。 どっちでもない。党と党の闘争に利用されたくない。私自身は特定の党じゃないんです。最初から超党派と言ってますし。 --最後は民主色が強かったと思いますが? 中央の構図をそのまんま当てはめられても困るんです。自民党の岸(宏一)先生、阿部(賢一)県議がいて、民主も社民も共産も推して下さった。自公VS民主で、私が民主みたいに中央では受け取られたが「それは違うよ!」と言っています。 --民主が利