競泳・日本選手権での酒井志穂さんの涙に「五輪に参加する意義」を考えさせられた件。 Tweet Share on Tumblr カテゴリ:競泳 2012年04月09日12:46 オリンピックは参加することに意義がある! とは、近代五輪の父として知られるクーベルタン男爵が世に広めた有名な言葉。何でも、もともとこの言葉は1908年のロンドン五輪当時、開催国イギリスとアメリカの選手が勝敗を巡って大揉めとなる事件が起こった際に、アメリカ代表選手たちに対して贈られた言葉だとのこと。険悪なムードの中、敵地で嫌がらせを受けるアメリカ代表選手たちに、現地の神父が贈った「今回の五輪で重要なのは、勝つことより、参加することだろう」という説話が元となっているそうです。勝利云々よりも、こうした状況にも負けず大会を全うすることは尊い…そんな教えの言葉だったのです。 ここで重要なのは「五輪に出場することをことさら重視す