特許をめぐる情報は不明点が多く、慎重な対応が求められます。 とはいえ、街の印刷所が手作業で製造・販売していたノートの競合商品が大量製造・販売されると知ったら気が気じゃないでしょうね… ※12/11。中村印刷所さんのコメントを追加しました
中国発のアパレルブランド「SHEIN」に、あるイラストレーターが自身のイラストが無断使用されたとSNS上で訴え、SHEINに対する批判の声が広まっています。ねとらぼ編集部では、SHEINに見解や対応について取材しました。なお、同商品はすでに公式サイトの販売ページでは閲覧できない状態になっています。 画像は公式サイトより 該当のイラストレーターは9月17日、SHEINで販売されたレディースのパーカーに自身のイラストが無断使用されているとして、「まさか自分が被害に遭うとは、、」とX(twitter)で心境を吐露。フォロワーに対して「無断使用ですので購入しないようお願いいたします」と呼びかけたところ、投稿は約1万3000件のリポスト(リツイート)と広く拡散され、2万8000件の“いいね”を集めるなど注目を集めていました。 該当商品は、「スローガン&人物グラフィック ドロップショルダー オーバーサ
こんにちは。また揉め事…。揉め事ばかり漁っていて申し訳ないのですが、登録商標でキーとなる言葉を抑えたいという気持ちはわかるので、どうしてこういうことになってしまうのか、他山の石として事例を研究したいと思います。第三者ですので、どちらの肩を持つということはなく、専門家として品位ある記載に努めたいです、はい。 現時点で入手できる情報からわかるコトの次第まずネット上の記事はこちら↓ VR機器については、oculus rift sを持っている程度で(5万円ぐらいする高いおもちゃでしたが使わなくなってしまい…)、VRチャットとかclusterとかにどっぷり浸かっているわけではありませんが、「フル〇〇トラッキング」を「フルトラ」とか略して呼んでいるのだろうなという推測くらいはできます。 株式会社Shiftallさんは商標「フルトラ」について、指定商品を第9類「バーチャルリアリティ用ヘッドセット」その他
株式会社Shiftall(以下弊社といいます)では、VR等の用途で使うモーショントラッキング装置の商品名に「フルトラ」を含めることを計画し、商標登録6586026「フルトラ」 第9類 類似群コード: 09G53 10B01 10C01 11B01 11C01 11C02 24A01(以下、当該商標といいます)を権利化し保有しておりました。 ここでいう「フルトラ」を含むとは、フルトラという文字列に文字や数字をわずかに加えたようなものをイメージください(例:フルトラABC, 123フルトラ など)。このような商品名は商標に型番を付与したものとみなされる可能性が高く、フルトラという商標を保有することで、他社の権利を侵害することなく利用することができるためです。これが主たる当該商標取得の目的でした。 弊社製と同用途のモーショントラッキング商品を販売する競合他社が、商品のプロモーションにおいて当該商
この度文字商標「フルトラ」(商標登録第6586026号)について、2023年8月21日付で特許庁に商標登録無効審判を請求いたしましたのでお知らせいたします。 本無効審判は、当社関係先に対して、商標権者である株式会社Shiftallより、「フルトラ」という語の使用を中止し、また過去に遡ってその表示を削除するよう求める連絡があったことに対して行ったものです。 「フルトラ」とは、VR機器におけるフルボディトラッキングを示す為、当社で把握している限りにおいても2018年以前より広く使われている語で、特定の企業によって独占されるべき語ではありません。 また、「HaritoraX」のキャッチコピー「フルトラを民主化する」からもわかる通り、Shiftall社自身も「フルトラ」を広く一般に普及させることを事業の趣旨としております。したがって、Shiftall社自身にも「フルトラ」という語の独占の意図はない
今回のAFURIのケース、いろいろ論点はありますが、かいつまんでいうと、吉川醸造が、類似の可能性がある登録商標があるにもかかわらず、商品の販売を始めてしまったということに尽きます。ツイッター(X)の知財クラスタや法曹クラスタでは、AFURIは正当な権利を行使しているだけという見方が大多数ですが、それ以外のユーザーでは「吉川醸造かわいそう」「もうAFURIのラーメンは食べない」といった、AFURI側を批判する意見も見られます。 B2C系の企業が普通に知財の権利を行使しているだけなのに、権利行使した側が消費者の批判の対象になるケースはこれ以外にもありました(最近で言うと、コナミによるサイゲームスに対する特許権侵害訴訟が思い浮かびます)。以下、そうなりがちな理由と対策について考えてみたいと思います。なお、「ゆっくり茶番劇」事件のように、不正目的の(あるいは信義に反する)行為で炎上する話はまた別で
大阪・IRのPR動画で、美術家の奈良美智さんや村上隆さんらの作品を無断で使用していたということです。 (IR推進局 那須雅之副理事)「事態を重く受け止め深くおわび申し上げます」 大阪のIRをめぐっては事業者側が公表していたPR動画などについて、今年4月に美術家の奈良美智さんや村上隆さんの作品に似たデザインが許可なく使用されていた疑いが浮上。府などによりますと、事業者が調査した結果、奈良さんと村上さんに無断でデザインを使用していたほか、これ以外の作品1点についても無断使用があったということです。 奈良さんの作品については3年前に使用許諾を依頼したものの断られていて、村上さんに対しては依頼もしていなかったということです。また、これ以外に動画やポスターなど20点で著作権の権利処理が適切に行われていなかったとしています。 IR推進局と事業者は再発防止に努めるとしています。
首都圏に通うビジネスパースンやラーメン好きにはなじみある「AFURI」というお店。ゆずの香りが漂う黄金色のスープが特徴の淡麗な味わいの一杯は、多くのファンに支えられており、国内外に展開。リッツカールトンとのコラボレーションした超高級ラーメンも話題になった。最近は日清食品と共同開発したカップ麺が、全国のスーパーマーケットなどにも流通し、そのブランドも全国区になってきていた。 ところが、そんな「AFURI」をめぐる商標権争いが、係争相手である吉川醸造のニュースリリースにより表面化すると、大炎上を始めた。商標権を保有しているAFURIに対する批判的な意見が多くを占めている。 筆者自身、最初に吉川醸造のニュースリリースを読んだ際には「やりすぎではないのか?」あるいは「強引すぎるのでは?」と疑問を感じていた。一方でAFURI自身の主張は正当なものであり、粛々と物事を進めることで「すぐに沈静化するので
株式会社ドワンゴが運営する動画コミュニティサービス「ニコニコ」は7月24日、商標「ゆっくり茶番劇」(放棄・抹消済み)に対して請求していた無効審判について、無効審決が下されたとの通知を特許庁より7月12日付で受領したことを明らかにした。 【「ゆっくり茶番劇」商標についてのお知らせ】 2022/2/24に登録された「ゆっくり茶番劇」商標(登録6518338号)について、 そもそも商標として登録されるべきではなかったことを明らかにするために無効審判を請求しておりましたが、7/12付で無効審決が下されたとの通知を特許庁より受領しました。 — ニコニコ公式 (@nico_nico_info) July 24, 2023 ことの発端は、「ゆっくり茶番劇」という文字商標が、その言葉の由来である東方Projectとは無関係の人物によって、2022年2月24日に登録されたことにある。同商標権を取得したと主張
「人気ゲーム”ウマ娘”の特許権巡り、コナミがサイゲームス提訴…損害賠償40億円求める」というインパクトのあるニュースが舞い込んできました。「コナミ側は、人気ゲーム”ウマ娘 プリティーダービー”の特許権を巡り、サイゲームスに40億円の損害賠償や提供の差し止めを求めている。サイゲームスによると、ゲームシステムとプログラムの一部について、コナミ側と特許権に関する協議を続けてきたが、折り合わなかった」とのことです。 ゲーム業界における特許権侵害訴訟といえば任天堂対コロプラの訴訟(和解金推定33億円で和解)に続く大型事案です。訴えられた側のサイゲームスはプレスリリースを出していますが、現時点では、コナミ側からは公式なリリースは出ていません。いずれにせよ、この訴訟に使用された特許の番号については明らかになっていません。単なる当事者どうしの契約の争いとは異なり、特許権の効力はあらゆる人に及びますので、特
宮城県警察本部生活環境課と南三陸警察署は5月17日、YouTubeを通じて『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート) 比翼恋理のだーりん』などのガイドライン違反プレイ動画を公開していた男性1名を、著作権法違反の疑いで逮捕したとのこと。一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が発表している。 『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』 CODAの発表によれば、今回逮捕された男性は、YouTubeにてゲームプレイ動画やアニメを編集した動画を権利者に無断でアップロードしていた。同男性は2022年には、ニトロプラスらが権利を有するアドベンチャーゲーム『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』について、ガイドラインで禁止されている内容のプレイ動画(エンディング含む)をYouTubeにアップロード。広告収入を得ていたという。 また同男性は、KADOKAWAらが権利を有するアニメ
2社はゲームシステムやプログラムについて特許権周辺の協議を進めていたが、結論がまとまらず訴訟に発展。コナミはCygamesに40億円と遅延損害金を請求するとともに、同作の生産、使用、提供の差し止めを求めている。 Twitterでは「ウマ娘の育成システムがコナミの野球ゲーム『パワプロ』シリーズに似ているのが原因なのでは」との推測もある。ITmedia NEWSがコナミにこの訴訟の争点について尋ねたところ、以下の回答が得られた。 コナミデジタルエンタテインメント 訴訟内容に関する詳細につきまして、回答を控えさせて頂きます。 特許は、クリエイターの開発の歴史であり会社の財産です。これが守られることで全ての会社のサービスは成り立っています。当社としてはクリエイターの努力を尊重し今後も革新的なサービスの開発をしていくために、守るべきものはしっかりと対応していきます。話し合いや取組みの中で解決できれば
モンスターエナジー(Monster Energy)はエナジードリンクだ。米国ではMonster Beverageが製造・販売している(日本ではアサヒ飲料株式会社が製造・販売を担当)。ゲーム関連イベントや団体、ストリーマーのスポンサーを務めるなど、ゲーム業界とも縁深い会社と飲み物だろう。 そんなモンスターエナジーとあるゲームとの間で、名前を巡る争いが起きているという。そのゲームというのが、インディーホラーゲーム『Dark Deception: Monsters & Mortals』だ。同作開発元Glowstick EntertainmentのCEO・Vincent Livings氏が自身のTwitterアカウントで、Monster Energy Company(MEC)との間で商標権を巡る争いが起きていることを伝えている。 1. It's well known that @MonsterEn
コロプラは3月31日、カプコンと包括的な特許クロスライセンス契約を締結したことを発表した。これにより、両社のもつ特許を広範に相互に利用可能になり、ゲーム開発の推進に繋がるという。 【お知らせ】 株式会社カプコンと包括的な特許クロスライセンス契約を締結いたしました。 本契約は、コロプラとカプコンとの間で、双方が保有するゲーム開発に係る特許権を包括的に相互許諾するものです。 詳細はお知らせをご覧ください。https://t.co/i6TjkHOwIU — コロプラ公式アカウント (@colopl_pr) March 31, 2023 コロプラは『白猫プロジェクト』といったモバイル向け中心の作品を手がけている国内ゲーム企業だ。『アリス・ギア・アイギス』の展開や『ドラゴンクエストウォーク』の共同開発などでも知られている。また今年には『Volzerk : Monsters and Lands Unk
2023年3月18日 7時0分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと ある出願がTwitterで問題視されているとJ-CASTニュースが伝えた のパッケージをパロディ&既存イラストを盗用した疑いがあるという イラスト作者は身に覚えがないと伝え、も関与を否定しているそう の「」のパッケージデザインをパロディ化して使ったうえに、既存イラストを盗用した疑いのあるが出願され、ツイッターで問題視されている。 イラストの作者は「まったく身に覚えがない」と驚きを伝えている。も関与を否定し、「事実関係を確認のうえ、法的措置を含め、しかるべき対応を検討してまいります」と取材に答えた。 「明らかに自分の絵なんだけど」問題のは2023年3月3日に出願され、13日に公開された。のパッケージに酷似したデザインで、上面が「のん兵衛」とパロディ化されており、下部にはお猪口を手にしたタヌキと
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