【タイ】タイのテレビ報道によると、中部の古都アユタヤの仏教寺院で1日、ドラえもんのぬいぐるみの葬儀が営まれ、住民数十人が参列した。 喪主は地元の女性、パラップルンさん(48)。数年前、重い病気を患っていたパラップルンさんを励まそうと、親せきの僧侶がドラえもんのぬいぐるみをあげたところ、しばらくして病気は全快。このぬいぐるみが生きているように思えてきたパラップルンさんは「ジーワイ」という名前を付け、制服を着せ登校させたり、誕生日パーティーを開いたりと、実の子同様に面倒を見てきた。今回の葬儀は夢に出てきた「ジーワイ」に「寿命が尽きたので葬儀を行ってほしい」と頼まれたためで、要望通り、読経あり、音楽ありと人間と変わらない本格的な葬儀となった。