ドラえもん音頭、アラレちゃん音頭、おそまつくん音頭。 私の子供時代は、アニメといえば「音頭」がつきものであった。いつ頃からなくなってしまったのだろうか。 なんとなく「ジブリを境に」という気がする。 ジブリはアニメの価値を変えた。駄菓子のようだったあの頃のアニメは、いつの間にか、高級洋菓子や伝統和菓子のように味わわれ、評価されるようになってしまった。音頭が似合うのは駄菓子屋でよっちゃんいかの隣に売っているほうのアニメだ。 別にジブリのアニメが嫌いというわけではないので、結局のところ言いたいことはまとまらないのだが、まとまらないついでに、ナウシカ音頭をつくってみた。氷川きよしが歌っていると思って、口ずさんでいただければ幸いである。 ナウシカ音頭 飛んできましたお姫様 腐海遊びが過ぎますぞ ラランがラン(ヨイショ) ラランがラン(ア ドッコイ) 王蟲の殻を見つけたよ 肩の上にはキツネリス おびえ