販売価格約3万6000円の元サッカーアルゼンチン代表のマラドーナのレアカードを盗んだとして、栃木県警宇都宮東署は15日、窃盗の現行犯で、同県芳賀町東水沼、農業、岡田誠一容疑者(31)を逮捕した。容疑を認めている。 同署の調べによると、岡田容疑者は同日午前10時20分ごろ、宇都宮市内のゲームソフト販売店で、トレーディングカード1枚(販売価格3万5800円)を盗んだ。岡田容疑者は店内のガラス製ショーケースのすき間に針金を差し込み、カードを取り出したところを、従業員に発見され、取り押さえられた。 同署によると、カードはゲームセンターでサッカーの対戦型ゲーム機で使用するトレーディングカード。岡田容疑者が盗んだのは、元サッカーアルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナのもので、マニア垂涎(すいぜん)のレアカードという。