クリスマスは中止されないと誓うよ――子どもに向けたこんな約束を、フィンランドの国営放送(YLE)がサンタクロースの伝言として放送した。AFP通信が伝えた。 サンタが新型インフルエンザにかかるのではないか、と多くの子どもたちが心配しているためだ。 同放送は、サンタ本人も助手をつとめる妖精も、妻が注意しているため病気にならない、とした上で、放送で「君たちもインフルエンザには気を付けるんだよ」と話しかけ、もしも新型インフルにかかってしまった場合は親や医師の言うことに従うように呼びかけているという。 フィンランドの伝説では、ラップランド地方のコルバトゥントゥリ山にサンタが住んでいるとされる。(小堀龍之)