信州大(本部・長野県松本市)は26日、経法学部で25日に実施した2次試験前期日程の「国語」で出題した問題文の一部にミスがあったと発表した。 信州大によると、問題文中で「影響力」とすべきところを「影轡力」と誤記していた。国語は同学部の受験者219人のうち124人が選択しており、この誤記が関係する設問の解答をすべて正解とする。
教育実習の際、学生が愛知県教委(右)や名古屋市教委(左)に提出する書類には、採用試験受験の意思を確認する項目がある 愛知県教育委員会と名古屋市教委が、教員免許取得を目指す大学生らの教育実習を小中学校で受け入れる条件として、学生らに同県や名古屋市で教員採用試験を受験することを求めていることが分かった。形だけ受験する学生もおり、倍率など採用試験の実態が現実と乖離(かいり)する可能性がある。文部科学省の担当者は「法令的に違反でもないが、一般的ではない」としている。 (酒井博章) 本紙の調べでは、教育実習の受け入れにこうした条件があるのは、中部9県では愛知県と名古屋市のみ。少なくとも約10年前から続けているという。東京都教委は無条件で都内の大学生を受け入れている。大阪市なども条件はつけていない。公立の採用試験は原...
女子学生が受け取ったメッセージ。旧統一教会系とされる原理研究会(CARP)への勧誘だった=一部画像処理 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を受け、各大学が悪質な宗教団体などから学生を守ろうと対策を強化している。旧統一教会の被害者には、学生時代に入信した例も目立つ。最近は交流サイト(SNS)の普及とともに勧誘活動そのものが見えづらく、専門家は学生が相談しやすい環境づくりを訴えている。
黄色い車体が人気を集める東海道・山陽新幹線の検査用車両「ドクターイエロー」の走行中に、一般客が乗車できる史上初の企画が2023年に実現する。新幹線のオンライン予約「EXサービス」の会員・登録者が1000万人を突破したことを記念するキャンペーンの一環として、JR東海が準備している。 鉄道ファンなどの間で「見ると幸せになれる」といわれるドクターイエロー。これまで停車中の車内を見学するツアーはあったが、走行中の車内に乗れる機会はなかった。乗車できる区間や時期、応募方法などの詳細は今後、同社が明らかにする。 ドクターイエローは、JR東海とJR西日本が一編成ずつ所有する。JR東海の編成は現在三代目で、700系新幹線がベース。十日に一度ほどの頻度で通常ダイヤの合間を縫って東京−博多間を往復し、架線や線路の状態を検査する。
リニア中央新幹線「南アルプストンネル」の工事に伴う大井川の流量減少に静岡県が懸念を示し、着工を認めていない問題を巡り、JR東海は二十六日、東京電力系の田代ダム(静岡市)の取水制限で流量を補う新たな案を、県側に提示すると公表した。同日午後の県の専門部会で、同社が県側に詳細を説明する。 田代ダムは水力発電用に大井川から取水している。JR東海の説明では、トンネル掘削中には、静岡県から県境を越えて山梨県に流出する湧水を技術的に戻せない期間が約十カ月ある。その間、流出量を計測し、同量を取水制限することで川の流量を補えるという。ダムを運営する東京電力リニューアブルパワー(東京)は「関係者の理解を得た上で...
静岡大の元副学長で人文社会科学部の男性教授が「米国上院議会で新型コロナは嘘(うそ)(lie)であるとの発表がありました。よってワクチンは有害無益」などと記載したメールを学生らに送っていたことが、同大などへの取材で分かった。陰謀論のような内容で、大学側は「教育行為として妥当ではない」とメールを問題視し、男性教授を口頭注意した。 同学部などによると、この男性教授は六月初旬、授業を受けている学生らにメールを一斉送信。米国の前大統領を引き合いに「トランプ率いるホワイト軍によって首謀者たちは逮捕されています」「日本もすぐに協力者たちの大量逮捕が始まりワクチン接種は中止になるでしょう」とも記載し「大いに拡散してください。夜明けはもうすぐです」と呼び掛けていた。
聴衆が密集した音楽イベント「NAMIMONOGATARI」。マスクのひもを耳に掛けていない人もいる=29日、愛知県常滑市の県国際展示場で(来場者提供) 愛知県常滑市の県国際展示場で29日にあった音楽イベント「NAMIMONOGATARI(波物語)2021」で、1万人近い聴衆が密集し、多くがマスクを外して大声を上げるなど、新型コロナウイルス感染対策が徹底されていない状態で開催されたことが、展示場運営会社などへの取材で分かった。場内ではアルコール類も売られていた。県内ではコロナ感染が急拡大して緊急事態宣言が発令されており、県や市は30日、「極めて悪質」として主催者に抗議文を出す方針を示した。 運営会社によると、イベントは野外多目的広場で開かれ、約8千人分のチケットが売れていたという。事前の打ち合わせでは主催者側に、マスク着用徹底や参加者間の距離保持、アルコールの提供自粛などの対応を要請していた
名古屋市熱田区出身の後藤選手は「名古屋が大好きなので、地元に金メダルを持ち帰ることができて良かった」と報告。「おめでとうございます。わしもハイボール飲みながら見てた」と活躍をたたえた河村市長は、後藤選手に金メダルを首にかけてもらうと「重たいな」とつぶやき、突然マスクを外して金メダルをかむパフォーマンスを見せた。 一瞬の出来事に後藤選手はびっくりした表情を見せていたが、ツイッター上では「選手が得た金メダルを勝手にかじるパフォーマンスするとか…心底最悪」「勝手に金メダル囓るのは、この人ならまさにって感じだな」「とてつもない努力をしてきた中でも世界で1番にならないと貰えないのに、気軽に何してくれてんの? かわいそう」「新しいメダル買って弁償しろ」など憤る声が次々と寄せられた。
「無限にかっこよくなりたい」 南米・ブラジル発祥の音楽を組み合わせた格闘技「カポエイラ」の競技者で、白山市松任中学校一年の舘あかりさん(13)=同市平松町=が今月九日、世界大会のU−18オンラインカポエイラソロ大会U14女子(対象十二、十三歳)の部で初優勝した。「競技を続け、無限にかっこよくなりたい」と意気込む。(吉田拓海) カポエイラは踊りと武術を組み合わせた動きをすることから「美しい格闘技」とも呼ばれる。十六世紀、ブラジルの黒人奴隷たちがダンスに見せかけて護身術を学んだのが発祥とされる。歌や太鼓などの演奏に合わせ、全身をしなやかにつかった円運動を繰り返しながら、蹴りを矢継ぎ早に繰り出す。殴る動作は禁止されている。 舘さんは金沢市の「ゲトカポエイラ」に所属。カポエイラをしている父の利彦さん(41)の影響で、小学一年生の頃から始めた。見学に訪れた際、競技の素早い動きを「かっこいい」と感じた
石川県「医師の判断が必要」 死後に新型コロナウイルス感染が確認されたとして、石川県が11月27日に発表した金沢市の男性は、県発熱患者等受診相談センターに電話してPCR検査を希望したが受けられなかったことが、本紙の取材で分かった。男性には、ぜんそくの疾患があったという。(堀井聡子) この男性は金沢大薬学系准教授の高橋広夫さん=享年四十二。妻(43)や知人の話では、高橋さんの自宅は県外にあり、金沢市内に単身赴任していた。十一月十六日に強い倦怠(けんたい)感があり、自宅療養中の二十日には三九度台の発熱があった。二十一日に医療機関を受診したところ、インフルエンザの検査は陰性で、薬を処方された。 本人は「近くの医院」と話していたという。妻や知人とのメール記録によると、高橋さんは二十一日、県発熱患者等受診相談センターに電話してPCR検査を受けたいと伝えたが、「かかりつけ医の判断がなければ検査は受けられ
二〇一八年までの五年間に競馬の当たり馬券で得た利益約十八億円を申告していなかったとして、名古屋市中区の三十代の中国人男性が昨年、名古屋国税局の税務調査を受け、所得隠しを指摘されていたことが関係者への取材で分かった。追徴税額は重加算税などを含め約十億円にのぼるもようだ。 関係者によると、的中させた勝ち馬券の払い戻しが約九十五億円あり、馬券購入代など経費七十七億円を差し引いた利益が約十八億円あったという。男性は競馬で得たすべての利益を申告していなかった。 知人らによると、中国人男性は留学のために来日し、大学卒業後は名古屋市内の保険代理店や古美術貿易会社などに勤務していた。競馬は副業として中国の投資グループから資金提供を受け、独自の競馬予想ソフトを使ってインターネットで馬券を大量購入していたとみられる。
愛知県海部福祉相談センター(同県津島市)の職員が1月、保護した高齢男性を名古屋市内の公園に放置した問題で、県は24日、放置を指示した男性課長補佐(57)と、放置した男性主査(54)を懲戒免職にしたと発表した。男性主査とともに放置した女性主事(29)は停職6カ月とした。 県は懲戒免職の理由を、保護義務を放棄する行為をしたり指示したりした上、放置した事実を隠そうと虚偽の説明をしていたためと説明。女性主事の処分は、経験が浅いことや他の対応はないか問い掛けていたことも考慮した。女性主事は同日付で依願退職した。 男性主査と女性主事は1月17日、同県大治町で警察が保護した高齢男性を引き継いだが受け入れ先が見つからず、上司の男性課長補佐の指示を受けて名古屋市内の公園に連れて行き、深夜に置き去りにした。男性主査と男性課長補佐は翌日、警察に「男性を見失った」と虚偽の説明をした。 県は監督責任として、当時のセ
将棋会館に横付けしたキッチンカーで調理し、王将戦2次予選で対局する藤井七段と中村七段に届けられる「勝負メシ」(由木直子撮影)=8月26日、東京都渋谷区の将棋会館で 勝負の世界に生きる棋士の昼食事情に、将棋と囲碁で正反対の動きが起きている。将棋界では、最年少棋士の藤井聡太七段(17)らの昼食が「勝負メシ」として紹介されて注目を集め、外食産業も棋戦スポンサーに加わった。一方、囲碁界では、棋士から昼食休憩を廃止したいとの主張が出ている。 日々、真剣勝負が繰り広げられる東京・千駄ケ谷の将棋会館前に、昼食時になると、おいしそうなにおいが漂う。中華料理チェーン「大阪王将」のキッチンカーが七月以降、館内で対局中の棋士に届ける勝負メシを調理している。
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