朴槿恵・韓国大統領は結局、日本の安倍晋三首相と向き合って座ることになった。アメリカのオバマ大統領が仲介役に乗り出した。それまで日本は新たな北東アジア戦略と「普通の国」化を推進し、韓国を支持勢力にするために粘り強く首脳会談を推進したが、韓国は安倍首相の歴史認識を理由に冷淡だった。結局、日本がオバマ大統領を動かし、望んでいた日米韓首脳会談を得たわけだ。
北朝鮮の平壌空港で14日、飛行機から降りて歩く内閣官房参与の飯島勲氏(右)=AP北朝鮮の平壌空港で14日、出迎えた当局者と握手する内閣官房参与の飯島勲氏(左、朝鮮中央通信の映像から)=ロイター 安倍内閣の飯島勲内閣官房参与が14日、北朝鮮の平壌を訪問した。飯島氏は小泉政権時代に首相秘書官として日朝交渉に関与しており、宋日昊(ソンイルホ)・朝日国交正常化交渉担当大使ら北朝鮮政府高官と面会して停滞する日朝関係の打開を探る狙いがあるとみられる。 北朝鮮外務省の金哲虎(キムチョルホ)アジア局副局長(日本担当)が空港で出迎えた。北朝鮮は空港での出迎えを一部報道陣に公開しており、日朝の接近を演出して日米韓の連携を揺さぶる狙いがあるとみられる。 飯島氏は小泉純一郎首相(当時)の政務秘書官を務めた。小泉氏は2002年と04年に訪朝し、金正日(キムジョンイル)総書記(当時)と会談。飯島氏も同行した。
【北京時事】中国政府が沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐり、日本政府に対して(1)上陸させない(2)(資源・環境)調査をしない(3)開発しない(建造物を造らない)―の3条件を策定し、現状維持を求めていく方針を内部決定したことが分かった。対日問題を担当する複数の中国政府筋が28日までに明らかにした。 同筋は、反中派として警戒する石原慎太郎東京都知事の主導で都が尖閣諸島を購入した場合、「現状維持は難しく、中日関係は最悪の状態になる」と懸念。「国有化したとしても現状を維持してほしい」として、野田政権が表明している国有化を事実上黙認する一定の柔軟姿勢も示唆している。 ただ、日本政府が国有化を正式決定した際には、中国外務省は特に国内向けとして強い反対声明を出す予定。一方、現時点では、国有化決定だけの場合、日本との他の交流などに影響を与える「強硬対抗措置」を控え、3条件が守られなかった際に強
先月、天皇、皇后両陛下がタイ国王即位60周年式典にご出席されました。 タイはアジアの中でも親日的な国と思っていましたが、本日届いたメルマガを読むとどうも考え方を改めなければならないように思えます。 式典での天皇、皇后両陛下の席順がブルネイ、スエーデン、スワジランドに次いで4番目でした。 出席した王室から言えば、天皇陛下は当然1番でなければおかしいです。 何故このような席順になったのか、コラム氏によれば即位の順番にしたそうです。 しかし、2600年以上も続いている天皇陛下と、他の王室と一緒にされても歴史の重みという物が違いすぎます。 国によっては外交問題になりかねない事でしょう。 ◆■■■■国際派時事コラム「商社マンに技あり!」■■■■◆ http://www.f5.dion.ne.jp/~t-izumi/ 両陛下ご訪タイ時のふしぎな席次 ■■■■■第170号■■平成18年7月10日発行■■
信任状捧呈式の馬車列の運行予定について ※ 馬車列をご覧になる際には、以下の事項についてご協力をお願いいたします。 ① 歩道での滞留は他の歩行者のご迷惑となりますので、ご遠慮いただき、皇居外苑(二重橋前付近等)においてご覧ください。 ② 静粛を保ち、馬車列の運行の妨げや他の通行の迷惑にならないようご配慮をお願いします。特に、フラッシュ撮影や馬車と併走するなどの『馬を驚かせる行為』はおやめいただき、安全な馬車列の運行にご協力をお願いいたします。 ③他の方と十分な間隔を保ち、混雑時の会話を控える等、新型コロナウイルス感染予防対策に留意の上、ご覧ください。 (参考)信任状捧呈式馬車列経路 (往路)東京駅→行幸通り・和田倉門交差点(直進)→皇居外苑→皇居正門→宮殿南車寄 (復路)宮殿南車寄→皇居正門→皇居外苑→和田倉門交差点(直進)・行幸通り→東京駅 ※なお、当日、荒天等の場合には、馬車列から自動
ブータン国王が来日して人気らしい。 「ブータンには秘密警察がいるらしい」という話を聞いて、昔から気になっているのだが、Google先生に聞いてもはっきり答えてくれない。FSB(ロシア連邦保安庁)ばりに酷かったら面白いのに… まあ、そんな与太話はおいて、ブータン国王が日本を勇気づける立派な演説を行ったのに、国賊で朝敵で逆賊で売国奴の「マスゴミ」が、恣意的な編集を行い日本人に真実を伝えていないとお怒りのブログを発見! ・日本のテレビがカットしたブータン国王の演説(フランシスコの大麻解放日記) そのカットされていない元ソースはどこにあるだろう? ブログ主ことフランシスコさんはどうやって見つけたんだろう… と思って検索すると、以下のサイトで演説の全文が確認できた(私がいうマスゴミゴミだ……ギギギギw)。 ・「国民総”幸福”量」を重んじるブータン国王が国会で演説 全文(ガジェット通信) フラ
ロシア国境警備局の当局者は20日、イタリア人自転車旅行家のヤヌシ・リベル氏(74)が北方領土・国後島から直接、北海道根室市へ渡航する計画をしていることに関し、「国後島の機関には外国人の出国手続きの権限が与えられていない」として、計画を認めない考えを明らかにした。共同通信の取材に答えた。 国境警備局は既にこの方針をリベル氏に通告済み。同氏は19日、共同通信に「国後島から北海道に普通に行けないのは分かっている」と話していた。 国境警備局によると、国後島から北海道に渡航出来るのはロシア人船員らに限られ、ロシアの観光ビザを所持した外国人の出国手続きは国後島ではできない。北方領土を実効支配するロシアにとっては、国後島から北海道への渡航は「出国」に当たる。(共同)
日本政府の再三の訪問中止要請を拒否し、ロシアの査証(ビザ)を取得して北方領土に向かったイタリア人自転車旅行家ヤヌシ・リベル氏(74)が17日までに北方領土・色丹島に到着し、日本人墓地などを訪問した。同氏が共同通信に明らかにした。 世界一周旅行中のリベル氏は24日に北方領土から直接、船で北海道根室市の花咲港に向かう予定。同港の入国手続きを管轄する札幌入国管理局によると、北方領土から来る外国人旅行者の入国申請は過去に例がなく、同管理局は「上陸を認めるか認めないかは法務省が対応を検討中」としている。 日本が固有の領土と主張する北方領土から来た外国人について北海道で入国手続きがとられれば、北方領土をロシア領と認めることにつながりかねず、日本政府は政治判断を迫られそうだ。(共同)
21日に予定される臨時国会の開会式について、パレスチナ自治政府のワリード・シアム駐日常駐総代表部大使が出席を認めるよう、国会事務局に求めていることが15日、わかった。 開会式は通常、国会事務局が外務省を通じて各国大使に案内状を送るが、政府は、パレスチナ自治政府を国家承認していないため、毎回対象外となっている。要請を受け、国会事務局と外務省は、対応の協議を始めた。 参院国際企画室によると、要請は、9月13日の前臨時国会開会式の前に寄せられた。パレスチナは10日後の23日に国連への加盟申請を提出しており、これと連動して、日本における同自治政府の地位向上を求めたものとみられる。 政府はパレスチナ大使を「外交団」と見なしておらず、外交官特権も与えない一方、外務省主催の会議などには招いている。
ノルウェーのストルテンベルグ首相は15日からの訪日を前に、朝日新聞と単独会見した。同国は昨年、約40年に及ぶロシアとの海の境界問題を解決し、注目を浴びた。その舞台裏を明かし、北方領土を巡ってロシアとの関係悪化が続く日本に対し、「信頼を築くことがカギだ」と話した。 ストルテンベルグ氏は昨年4月、ロシアのメドベージェフ大統領と、バレンツ海と北極海の係争海域(約17万平方キロ)を2等分することで合意。その後、天然ガス・石油の探査や漁業資源の開発でも協力を図る条約に署名した。 境界画定は1990年代に本格交渉に入り、07年に一部海域の境界線について合意するなど、段階的に進展した。さらに漁業や海の環境保護で二国間協力を進め、官僚、専門家から外相、首相レベルまで多くの協議を重ねたという。「様々な分野で協力や信頼関係を築くことで、両国が妥協を見いだす雰囲気ができた」 交渉については「秘密裏に行うと
【チュニス=山尾有紀恵】前原誠司外相は11日、チュニジアの首都チュニスで、イスラエルとパレスチナの和平交渉について「東エルサレムを含む(イスラエルの)入植活動の完全凍結を求める」と述べた。また、「直接交渉が中断している状況を憂慮しており、国際社会が問題解決のために努力を倍加する必要がある」と国際社会の働きかけの強化を呼びかけた。第2回日本・アラブ経済フォーラムの開会式でのあいさつで語った。 前原氏は「経済の持続的な発展のためには、平和と安定が不可欠だ」と強調。中東地域の人口増加により電力需要が高まり、原子力発電の導入を考える国が増加していることについて「日本の経験が役に立つ」とアピールした。その上で「原子力の利用にあたっては、核不拡散、原子力安全、核セキュリティー確保に必要な措置をとるべきだ」と述べ、核軍縮・不拡散の努力と並行して進められるべきだとの考えを示した。
(英エコノミスト誌 2010年11月20日号) 近隣諸国の経済は活況に沸いているが、日本の外交関係は難しさを増している。 北海道の阿寒湖畔にある宿泊施設に入ると、「いらっしゃいませ」という掛け声から、黙々と焼き鶏を焼く年配の男性の姿まで、すべてが典型的な日本のように思える。ただし、それも、宿泊客全員が中国語を話しているのを聞くまでの話だ。 阿寒湖が2008年に中国で大ヒットしたコメディ映画「非誠勿擾(邦題:狙った恋の落とし方。)」のロケ地になってから、中国人がこの地域に押し寄せているのである。 ブーム初期の観光客は温泉を利用した時に考えられないような行動を取り、地元の日本人は衝撃を受けた。中国人客は自分たちの汚れた服を湯船で洗ったのだ。テーブルに肘をついたり、水洗式トイレに慣れていなかったりする中国人の習慣については、今でも時々顔をしかめることはある。しかし、これらの中国人観光客がいなけれ
北朝鮮の行動の動機:国内的要因と対外的要因 11月23日に、北朝鮮が韓国西方沖の延坪島に砲撃を行い、韓国軍兵士2名、民間人2名の死者を含む大きな被害を出した事件で、韓国政府は防衛体制の強化に動き、アメリカと米韓合同軍事演習を実施することで合意。朝鮮半島の緊張が高まっている。 北朝鮮が韓国領の陸地に対する攻撃を実施したのは、1953年に朝鮮戦争休戦協定が締結されてから初めてのことであり、なぜ北朝鮮がこのような行動に出たのかについてさまざまな憶測が飛び交っている。 過去数週間、「北朝鮮が核実験の準備をしている」兆候のあることが広く報じられたり、また米国の核専門家を北朝鮮に招聘して新たなウラン濃縮施設を見せるといった行動に出るなど、北朝鮮が何か新たに危機感を煽るような行動に出るのではないか、という観測が専門家の間から出ていたが、北朝鮮がこの日に延坪島に攻撃を行い、しかも民間人に死傷者を出すような
朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国の局地的紛争を受けて、高木文科相と仙石官房長官が、それぞれ、朝鮮学校を無償化の対象とする方針を見直す考えに言及したという。 なんと愚かなことか。人権侵害しか切れる外交カードがないとは、どんなならず者国家なのかといわざるをえない。もちろん、北朝鮮のことではない。日本のことだ。 歴史を振り返ると、1950年代には、李承晩ラインをめぐる摩擦により、大韓民国のイメージは最悪に近かった。「劣等国が増長して暴挙に出た」といった植民地主義丸出しの罵倒表現が、連日、マスメディアや国会を賑わしたのだから、それも当然だろう。 そうした世論を受けて、当時の日本政府はどうしたか。まだ日韓両国に正式な国交がなかったこともあり、日本政府は韓国に直接的な抗議をするのではなく、国内のコリアンを抑圧することで、韓国に対する外交カードに(あるいは憂さ晴らしで国民のガス抜きを)しようとした。 つ
北朝鮮が黄海上にある韓国の延坪島を砲撃した。数十発が着弾、韓国軍兵士二名が死亡。家屋などが焼け、山火事も発生した。 53年の休戦協定以来、北朝鮮軍が韓国領土に向けて直接砲撃を行ったのは、これがはじめてのことだそうである。 後継者に対する「忠誠競争」を急ぐ軍一部の暴走という説もあったが、同日夜に朝鮮人民軍最高司令部の名によって攻撃声明がなされた。 後継者に確定した金正恩の軍部への掌握力を強化する目的との見方が支配的だ。 事件の直後、アメリカ国務省は情報収集のためしばらくコメントを控えていた。 「情報収集」というのは、平たく言えば、北朝鮮政府部内に送り込んである「アセット」からの連絡待ちということである。 北朝鮮政府内部にも、「韓国にパイプをもつもの」「中国にパイプをもつもの」「ロシアにパイプをもつもの」「アメリカにパイプをもつもの」が当然いる。 彼らは一定の範囲で北朝鮮政府部内の情報を国外の
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