病院代がかさんで、生活が苦しいと相談に来たクライエントがあった。 生活が苦しいから子どもの高校をやめさせたって。 それで子どもは怒って、家を出ていったって。 そんなことになる前に、相談してほしかった。 治療費を国保の一部負担金減免や障害者医療なども検討したが、 解決にならない。 「生活保護は前に相談してダメだったから、無理だと思う」という。 しかし今の状況を考えたら、これを何とかできるのは生活保護しかない。 そう伝えて、生活保護の窓口にクライエントを案内した。 夕刻の終業直前だったから生活保護の受け付け相談員の機嫌が悪い。 相談員は時計を見ながら『今日でなくても来週でもよかったのに』などという。 なんて嫌なことをいう! それにしても、一度やめた高校は二度と戻れないのだろうか? 悲しすぎる。