タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

台湾に関するEl_Fireのブックマーク (7)

  • 「台湾は中国の島」という幻想を砕いた蔡英文の「血」

    圧倒的支持  総統選直前の先週、蔡英文候補の人形を手に応援した台湾人 Damir Sagolj-REUTERS 民進党の候補、蔡英文(ツァイ・インウェン)が台湾中華民国の総統に当選した。中華圏初の女性政治リーダーの誕生だ。 男尊女卑という儒教文化の伝統が根強く残る中華世界における快挙だとか、民主化の産物だとか言われている。そうした諸要素も否定はできないが、私はむしろ台湾独自の歴史が蔡総統を生む力になったとみている。 私は選挙期間中に2度、台湾に渡った。国民党候補を20ポイントも引き離す高支持率を維持してきた蔡を支える力はどこから来るのか。島を一周しながらさまざまな人たちに話を聞いた。 蔡を背後から守っているのは「台湾人意識」だ。彼女は祖母が台湾の先住民、父親は客家(ハッカ)人で、もともと台湾に住んでいた省人が陣営を固めていた。 台湾の先住民は中国の少数民族と異なり、古代から中華文化とさ

    「台湾は中国の島」という幻想を砕いた蔡英文の「血」
  • 次期台湾総統のフェイスブックに中国から大量投稿、独立けん制か

    1月21日、台湾総統選挙で圧勝した民主進歩党の蔡英文主席のフェイスブックに、明らかに中国からと思われる投稿が殺到した。16日撮影(2016年 ロイター/PICHI CHUANG) [台北 21日 ロイター] - 16日の台湾総統選挙で圧勝した民主進歩党(民進党)の蔡英文主席のフェイスブックに、明らかに中国からと思われる投稿が殺到した。書き込みは、台湾の独立に反対する内容。 蔡氏のフェイスブックには、21日午前までに4万件以上の書き込みが寄せられた。多くは中国土で使用されている簡体字で書かれ、国土を害することがどれほどの恥になるかと訴える中国共産党の基主張を繰り返すものが多数あった。

    次期台湾総統のフェイスブックに中国から大量投稿、独立けん制か
  • 巨大な「靴の教会」 台湾でお目見え

    台湾南部・嘉義県にお目見えしたハイヒール型の巨大オブジェの前で写真を撮る観光客(2016年1月11日撮影)。(c)AFP 【1月20日 AFP】台湾南部・嘉義(Chiayi)県の海岸沿いでこのほど、青いハイヒールを模したデザインが異彩を放つ巨大オブジェがお目見えした。高さ17メートル、幅11メートルのこの作品は「の教会」と呼ばれている。 実際には礼拝のための施設ではないが、愛し合うカップルに結婚写真の背景として使ってもらいたいとの制作者側の意向で、教会という呼び名が付けられた。スチールと青いガラスを使用したきらびやかなデザインで、完成には2か月を要した。来月から一般公開される予定。 このオブジェ建設の背景には、悲劇的なエピソードもあった。台湾南部の沿海地帯では1950年代、ヒ素濃度の高い地下水を飲んだ多数の住民が「烏脚病(Blackfoot Disease)」と呼ばれる血液疾患を発症。足

    巨大な「靴の教会」 台湾でお目見え
  • 台湾、初の女性総統が誕生するか?――そして中国は?

    中国が望まない候補 総統選の先頭を走る民進党の蔡英文(写真右端)は若者に人気がある Damir Sagolj-REUTERS 1月16日に台湾で4年に一度の総統選挙が行われる。民進党の蔡英文氏の支持率が依然として高い。果たして台湾に初の女性総統が誕生するのか? 民意調査と台湾の若者たちの声、そして中国大陸の動向を考察する。 圧倒的支持率を誇る民進党の蔡英文 1月16日、台湾の総統選と立法院(国会)議員の選挙が行われる。これまで多くの民意調査で民進党の蔡英文氏の優勢が伝えられてきた。大きな原因の一つは、国民党・馬英九政権による中国大陸寄りの施政に対する反発で、若者を中心として広がった「ひまわり運動」が象徴的だ。ひまわり運動とは、台中間のサービス分野の市場開放を目指す「サービス貿易協定」に反対して、2014年3月に台湾の若者たち立法院を選挙した運動を指す。メディアまでが中国に買収され、精神活動

    台湾、初の女性総統が誕生するか?――そして中国は?
  • 台湾総統選、民進党の蔡氏が圧勝 中国はけん制

    台湾総統選に勝利し、支持者らに手を振る民進党の蔡英文主席(中央、2016年1月16日撮影)。(c)AFP/Sam Yeh 【1月17日 AFP】台湾総統選挙は16日に投開票され、中国との関係に慎重な最大野党・民進党(DPP)の蔡英文(Tsai Ing-wen)主席が圧勝し、台湾史上初の女性の総統が誕生することになった。 民進党部では花火が打ち上げられ、集まった大勢の支持者が与党・国民党(KMT)に対する歴史的な勝利を祝った。蔡氏は当選後初の記者会見で、台湾の民主主義は尊重されるべきだと述べるとともに、「抑圧」は両岸(中台)関係の安定に弊害を及ぼすとの認識を示した。 台湾は1949年の内戦を経て中国と分断されてから自治を維持しているものの、独立を宣言したことはない。一方の中国政府は、中国大陸と台湾は不可分の領土だとする「一つの中国」の原則を掲げている。蔡氏が支持を伸ばした背景には、現職の国

    台湾総統選、民進党の蔡氏が圧勝 中国はけん制
  • 台湾民進党圧勝を中国はどう見ているか?――中国政府公式見解と高官の単独取材

    16日の総統選挙で民進党の蔡英文氏が690万票(得票率56%)で圧勝し、同時に行われた立法院(国会。定数113)の選挙においても民進党が68議席を得て、初めて過半数を占めた。5月には台湾史上初の女性総統が誕生する。8年ぶりの政権交代だ。議会にもねじれ現象が無く、蔡英文氏の意向が通りやすい形で台湾政治は運営されていくだろう。 1月15日付のコラム「台湾、初の女性総統が誕生するか?――そして中国は?」では、台湾国民の心情や中国人民解放軍の元高官の発言などに関して書いた。今回は、中国政府がどう考えているのか、今後どのような行動を起こし得るのかに関して中国政府高官を単独取材した。中国政府公式見解とともに、ご紹介したい。 ◆中国政府公式見解 16日夜10時、中共中央台湾弁公室(中台弁)および国務院台湾弁公室(国台弁)の責任者は中央テレビ局CCTVおよび人民日報のウェブサイトを通して、「台湾地区にお

    台湾民進党圧勝を中国はどう見ているか?――中国政府公式見解と高官の単独取材
  • 16日に台湾総統選、野党候補・蔡英文氏の勝利ほぼ確実な情勢

    1月15日、16日に投開票される台湾総統選挙では、最大野党・民進党の候補である蔡英文主席の勝利がほぼ確実な情勢だ。女性の総統就任は初めてとなる。新竹市で14日撮影(2016年 ロイター/Damir Sagolj) [台北 15日 ロイター] - 16日に投開票される台湾総統選挙では、最大野党・民進党の候補である蔡英文主席の勝利がほぼ確実な情勢だ。女性の総統就任は初めてとなる。 蔡氏が台湾の主権を強硬に主張しようとしたり、現在の馬英九政権で培った8年間に及ぶ中国との蜜月関係を壊したりすれば、中国の反感を買う可能性もありそうだ。 一方、与党・国民党の候補者である朱立倫主席を支援する馬英九総統は「国民党に投票しなければ将来は全く不透明になる」と強調。「われわれの政策は平和と安定を目指している。われわれなら台湾海峡で戦争が起きることはないと保証できる」と訴えた。 中国国営の有力タブロイド紙「環球時

    16日に台湾総統選、野党候補・蔡英文氏の勝利ほぼ確実な情勢
  • 1