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#8V_南米に関するEl_Fireのブックマーク (65)

  • 失われたインカ帝国の祭壇、川の清掃中に偶然発見 ペルー南部

    ペルー南部クスコ県のビルカノタ川で、清掃作業員が見つけたインカ帝国の祭壇の一部。ペルー文化省の提供写真(2016年9月28日提供)。(c)AFP/Ministry of Culture 【9月29日 AFP】ペルー南部クスコ(Cusco)県を流れるビルカノタ(Vilcanota)川で、岸辺を清掃していた作業員らが偶然、古代インカ(Inca)帝国の祭壇とみられる遺物を発見した。ペルー文化省が28日、発表した。 川岸で見つかったのは祭壇全体の35%ほどに相当する部分で、重さ約20トン、幅2.5メートル、高さ1メートル。ずっしりとした石造りで、詳細な模様が彫られている。紀元前1500~1200年に造られたとみられる。 この祭壇は、4年前に行われた一帯の道路工事で永久に失われてしまったと考えられていた。 クスコ県文化当局は、この祭壇を遺跡観光の村オリャンタイタンボ(Ollantaytambo)の中

    失われたインカ帝国の祭壇、川の清掃中に偶然発見 ペルー南部
  • ボリビアの鉱山スト 交渉役の内務副大臣が撲殺、5人を逮捕

    (CNN) 南米ボリビアの司法当局は28日までに、同国パンドゥロでストライキ中の鉱山労働者との交渉を模索していた内務省のロドルフォ・イリャネス内務副大臣が労働者に襲われて拉致され、撲殺されたと発表した。 事件に関連し、鉱山労働者の指導者を含む計5人が逮捕された。別の40人が取り調べを受けている。 同国国営のABI通信によると、ボリビアの鉱山労働者連盟の指導者は同内務副大臣の殺害を非難した。また、モラレス大統領は鉱山労働者の今回の行動を臆病者のすることと指弾し、決して容赦出来ないと主張した。 検視の結果、内務副大臣の遺体に6~7時間にわたって拷問を受けた形跡が見付かり、体中に殴打の傷跡があったという。また、肋骨(ろっこつ)が複数骨折し、頭蓋骨(ずがいこつ)も損傷していた。 鉱山労働者は民間企業の下で直接働く権利獲得などを目指して今月10日からストに入り、道路封鎖などの実力行動に出ていた。同国

    ボリビアの鉱山スト 交渉役の内務副大臣が撲殺、5人を逮捕
  • ボリビア副内相、鉱山労働者らに拉致・殺害される

    ボリビア・ラパス県のパンドゥロで、警察の機動隊と衝突する鉱山労働者ら(2016年8月25日撮影)。(c)AFP/AIZAR RALDES 【8月26日 AFP】ボリビア政府は25日、労働法の改正を求めて西部パンドゥロ(Panduro)でデモを行っていた鉱山労働者らにロドルフォ・イリャネス(Rodolfo Illanes)副内相が拉致され、殺害されたと発表した。カルロス・ロメロ(Carlos Romero)内相が記者会見で明らかにした。 イリャネス副内相は鉱山労働者が封鎖を行っている場所に赴いた後、拉致されていた。イリャネス氏は地元メディアに電話で「私の健康状態はとても良い。友人たちに守られており、人々が私を傷つけることはない」と話していたが、その後監禁者らに殺害された。 鉱山採掘権と民間・外国企業で働く権利を求める鉱山労働者らのデモは今週に入って暴徒化し、パンドゥロの幹線道路を封鎖。警察と

    ボリビア副内相、鉱山労働者らに拉致・殺害される
  • 教訓が盛りだくさんのフォークランド紛争 : 海国防衛ジャーナル

    あけましておめでとうございます。 我が国の新しい防衛大綱や中国のステルス戦闘機(J-20?)、はたまたゲーツ米国防長官の防衛費削減計画の発表についてなど新年早々安全保障に関するニュースが多い中、英海軍が国防費削減に伴い売りに出している軽空母「インビンシブル」の競売に華人実業家が参加した、という記事が目にとまりました。 「インビンシブル」といえば連想するのがフォークランド紛争ですが、このフォークランド紛争は多くの戦訓を世界の軍隊にもたらした事例として有名です。「離島防衛」や「動的防衛力」などがキーワードになっている我が国の安全保障状況を考えれば、この紛争はもっと広く一般に知られていてもいいかな、と思います。当ブログでは取り上げたことがありませんし、思い立ったが吉日、というわけで、2011年最初のエントリはフォークランド紛争です。 フォークランド紛争(1982年3月19日〜1982年6月14日

    教訓が盛りだくさんのフォークランド紛争 : 海国防衛ジャーナル
  • 汚職容疑で訴追のアルゼンチン元閣僚、裁判で異様な言動

    アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの郊外で、修道院の庭に多額の現金や宝石類を隠そうとしていたとして逮捕されたホセ・ロペス元副公共事業相(中央、2016年6月14日撮影)。(c)AFP/Noticias Argentinas/JUAN VARGAS 【6月18日 AFP】南米アルゼンチンで、多額の現金や宝飾類が入ったバッグ類を修道院に隠そうとして逮捕され、汚職容疑で訴追された元閣僚のホセ・ロペス(Jose Lopez)被告が16日、初めて裁判所に出廷したが大声でコカインを要求するなど異様な言動がみられたと地元メディアが伝えた。 ネストル・キルチネル(Nestor Kirchner)氏とクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル(Cristina Fernandez de Kirchner)氏の2人の大統領のもとで12年間、副公共事業相を務めていたロペス被告は14日、ブエノスアイレス(Bue

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  • ペルーの奥地で不便さに守られてきた、マヌー国立公園の森 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉:日経BPオールジャンルまとめ読みサイト

  • 「ゲイツ氏の鶏寄付不要」、養鶏盛んなボリビアが支援拒否

    6月15日、ボリビア政府は、貧困撲滅に向け鶏を寄付すると表明した米マイクロソフト共同創業者ビル・ゲイツ氏(写真)の申し出を拒否すると表明した。ニューヨークで8日撮影(2016年 ロイター/Mike Segar) [ラパス 15日 ロイター] - ボリビア政府は15日、貧困撲滅に向け鶏を寄付すると表明した米マイクロソフト共同創業者ビル・ゲイツ氏の申し出を拒否すると表明した。ボリビア当局者らは、ゲイツ氏がボリビアで盛んな養鶏産業について学ぶ必要があると非難した。 コカリコ開発相は記者団に「(ゲイツ氏は)われわれが500年前の時代にジャングルの中で生産の仕方を知らずに暮らしているとでも考えているのか。ボリビアについて語るのは慎むべきだ」と語った。 ゲイツ氏は、貧困撲滅に向け途上国に鶏10万羽を寄付すると表明。対象の大半はサハラ以南のアフリカ諸国だが、ボリビアも含まれている。 国内の業界団体による

    「ゲイツ氏の鶏寄付不要」、養鶏盛んなボリビアが支援拒否
  • フジモリ元大統領に避妊手術を強制された女性たち、ペルー

    ペルーの首都リマで、「女性に対する暴力撤廃の国際デー」を記念して行進する活動家たち(2015年11月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/CRIS BOURONCLE 【6月16日 AFP】第3子を妊娠していたビクトリア・ビーゴさんは、医師たちから帝王切開で産まなければならないと告げられた。妊娠7か月で合併症を引き起こしていた彼女には、それが最も安全な方法だと、医師たちは言った。 帝王切開が行われたが、医師らはそこで終わらなかった。彼女の同意を得ることなく、卵管を縛ったのだ。彼女はもう妊娠できなくなった。しかも、帝王切開で取り上げられた赤ん坊は死亡した。 ビーゴさんは、1996年から2001年の間にペルー政府によって強制的に避妊手術をされたと訴える30万人のうちの1人だ。訴えている相手は、当時の大統領、アルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)氏。彼女たちは来月、裁判所が捜査

    フジモリ元大統領に避妊手術を強制された女性たち、ペルー
  • 大統領の「隠し子」偽装工作で5人逮捕、ボリビア

    ボリビア中部のコチャバンバで記者会見するエボ・モラレス大統領(2016年6月7日撮影)。(c)AFP/ABI PRESIDENCIA 【6月12日 AFP】南米ボリビアで、男の子にエボ・モラレス(Evo Morales)大統領(56)の隠し子のふりをさせ、男の子の家族に報酬を支払った疑いで5人が逮捕された。検察当局が11日、明らかにした。5人は共謀や人身売買、公務執行妨害の罪で起訴されたという。 当局によると、逮捕された5人は男の子に、言う通りにすれば、学費全額を支払い土地もやると約束。両親にも1万5000ドル(約160万円)の現金を支払うと話していたという。モラレス氏の隠し子問題は、メロドラマさながらのスキャンダルとして国民の注目を集めていた。 5人の身元は今のところ特定されていないが、独身のモラレス氏の元恋人であるガブリエラ・サパタ(Gabriela Zapata)被告(28)に近い人

    大統領の「隠し子」偽装工作で5人逮捕、ボリビア
  • ペルー大統領選、ケイコ・フジモリ氏が敗北宣言

    ペルー・リマで開いた記者会見で大統領選決の敗北を認め、所属する党の議員らに向かって両手をあげるケイコ・フジモリ氏(2016年6月10日撮影)。(c)AFP/CRIS BOURONCLE 【6月11日 AFP】ペルー大統領選の決選投票でケイコ・フジモリ(Keiko Fujimori)氏(41)は10日、大接戦となっていた対立候補のペドロ・パブロ・クチンスキ(Pedro Pablo Kuczynski)元首相(77)に敗北したことを認めた。5日間にわたって続けられていた疑問票の審査も終了する。 フジモリ氏は自身が率いる中道右派の野党「フエルサ・ポプラル(Fuerza Popular)」の議員らを前に「民主主義の精神に従って、この結果を受け入れる」と述べた。同党は7月後半に開会する議会で過半数の議席を確保している。 政治アナリストや自党議員らからは選挙特別裁判所での疑問票の審査を経ても逆転勝利は

    ペルー大統領選、ケイコ・フジモリ氏が敗北宣言
  • ペルー大統領選、フジモリ氏敗北認める クチンスキー氏勝利宣言

    (CNN) 大接戦となっていた南米ペルーの大統領選は10日、フジモリ元大統領の娘ケイコ・フジモリ氏が記者会見で敗北を認め、ペドロ・パブロ・クチンスキー元首相の当選が確実になった。 最終的な得票率はクチンスキー氏が50.122%、ケイコ氏が49.878%。ただ、次期大統領の正式な確定は国立選挙審議会の公式な投票結果発表を待つことになる。 ケイコ氏は記者会見で敗北を認めたものの、自身が党首を務める人民勢力党が精力的に野党の役割をこなしていくと強調。「われわれは国の将来を考える責任ある野党になる」と述べた。選挙結果を民主的に受け入れる意向も示し、クチンスキー氏らの幸運を祈った。 クチンスキー氏は9日、ツイッターで勝利宣言をしていた。7月28日に大統領に就任する。 同氏は世界銀行でエコノミストを務めたほか、ペルーで首相や財務相、エネルギー相を歴任。2011年に初めて大統領選に立候補し、ケイコ氏や現

    ペルー大統領選、フジモリ氏敗北認める クチンスキー氏勝利宣言
  • ペルー「恥の壁」が突き付ける重大問題、大統領選 5日決選投票

    ペルーの首都リマ郊外の「恥の壁」(2016年4月8日撮影)。(c)AFP/ERNESTO BENAVIDES 【6月4日 AFP】ペルーの首都リマ(Lima)の南東に、丘陵の斜面に沿って造られた壁がある。地元では「恥の壁」と呼ばれている。 上部に有刺鉄線が張り巡らされたこの壁は高級住宅地のラスカスアリーナス(Las Casuarinas)地区と、貧困層が暮らすパンプロナアルタ(Pamplona Alta)地区を隔てている。 全長約10キロに及ぶこの壁は、大邸宅やプール、青々とした芝生があるラスカスアリーナス地区で犯罪が起こるのを防ごうと5年前に建設された。 しかし壁の反対側で電気も水道もないほこりまみれの掘っ立て小屋に暮らす7500人にとっては、犯罪の引き金になる社会的格差を目の前に突き付けるものでしかない。 首都で成功しようとペルー北部から引っ越してきたというパンプロナアルタの女性は、「

    ペルー「恥の壁」が突き付ける重大問題、大統領選 5日決選投票
  • 友はなぜ村を襲うジャガーになったのか

    ペルー、ヨミバトの村でジャガーに殺されたイヌ。マチゲンガ族の人々は、殺したジャガーはコルネリオだと信じている。(PHOTOGRAPH BY CHARLIE HAMILTON JAMES, NATIONAL GEOGRAPHIC) ◆前編はこちら ジャガーになった友、アマゾンの現代版“山月記” デルフィンは淡々とポーズを取り、写真を数枚撮らせてくれた。それから私たちは装備を運び、共用の建物である「カーサ・コミュナル」へと歩いた。8メートル弱の柱の上に大きな草ぶきの屋根が乗っている。私たちがテントを設置する場所だ。太陽電池式の明るい照明を一晩中点けっ放しにしておけば、コウモリが寄ってこないと村人に言われた。 町から来た人々が立ち寄っては、雑談を交わしていく。その内容をグレンが私に通訳してくれる。コルネリオのことがしきりに話題になっていた。(参考記事:「ペルー 先住民たちの豊かな森へ」) 実はグ

    友はなぜ村を襲うジャガーになったのか
  • ジャガーになった友、アマゾンの現代版“山月記”

    ジャガーの成獣のオス。マヌーに生息するジャガーは、獲物をめぐって人間の狩人と競合関係にある。時には人の子どもも襲う。(PHOTOGRAPH BY CHARLIE HAMILTON JAMES, NATIONAL GEOGRAPHIC) 人類学者のグレン・シェパード氏は顔立ちは端正だが、熱帯で長年暮らした白人男性の例にもれず、瞳と見比べると肌の老化が目立つ。ペルーのアマゾンに暮らすマチゲンガ族の村で30年近く調査した中で彼が得たものは、日焼けした肌だけではなかった。予期せぬ長い待ち時間、ハプニングや事故にも穏やかな表情を崩さない。熱帯に暮らす人にありがちなそんな能力を身につけていた。「流れに任せることです」。彼は幾度となく私に言った。 私たちはエンジン付きのカヌーに乗り、タヤコメというマチゲンガ族の村へゆっくり向かっていた。ペルー、マヌー国立公園の中心部にあり、道路は通じていない。(参考記事

    ジャガーになった友、アマゾンの現代版“山月記”
  • ペルー、違法金鉱の水銀汚染で環境緊急事態を宣言

    ペルー大統領選の候補者討論会で、採掘によってダメージを受けた熱帯雨林の衛星写真を示すペドロ・パブロ・クチンスキー候補(2016年5月22日撮影)。(c)AFP/CRIS BOURONCLE 【5月24日 AFP】ペルー政府は、違法の金鉱から漏出している水銀により人体や魚が汚染されているとして、アマゾンの熱帯雨林地帯(ペルーアマゾン)を擁する11州について、環境緊急事態宣言を発令した。 官報での発表によると、ペルー南東部マドレデディオス(Madre de Dios)州での検査の結果、「最大許容濃度を超える水銀汚染が、河川の水や水生生物、地元住民に影響を与えている」ことが確認された。住民の体内から検出された水銀濃度は「深刻で慢性的で複雑な健康問題を、特に子どもと妊娠している女性に引き起こす可能性がある」と述べている。 報告では「違法鉱山での金の採掘による不適切な処置」によって汚染が起きていると

    ペルー、違法金鉱の水銀汚染で環境緊急事態を宣言
  • 武装したボカのファンがパラグアイで暴行や略奪、237人が逮捕される

    前日に暴行や略奪をはたらいたとして、パラグアイの特別警察作戦部隊(FOPE)に連行されるボカ・ジュニアーズのファン(2016年4月29日撮影)。(c)AFP/NORBERTO DUARTE 【4月30日 AFP】サッカーアルゼンチン1部リーグ、ボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)のファン237人が29日、リベルタドーレス杯(Copa Libertadores de America 2016)の試合を観戦するために入国したパラグアイで自動車の破壊や強盗などの暴行をはたらき、地元警察に逮捕された。 被害を受けたパラグアイの首都アスンシオン(Asuncion)の住人によると、ボカのファンは28日に行われたセロ・ポルテーニョ(Cerro Porteno)との試合前に銃で武装し、暴行と略奪をはたらいたとしている。 自宅を襲撃されて「すべて破壊された」と話すセロ・ポルテーニョの女性ファンは、

    武装したボカのファンがパラグアイで暴行や略奪、237人が逮捕される
  • 受刑者たちがブランド立ち上げ、ファッションで汚名返上 ペルー

    ファッションデザイナー、トマス・ジェイコブ氏(右)。ペルーの首都リマにあるサンペドロ刑務所で、受刑者たちと(2016年3月1日撮影)。(c)AFP/ERNESTO BENAVIDES 【4月29日 AFP】ペルーの首都リマ(Lima)にある悪名高いサンペドロ(San Pedro)刑務所で、サントス・アルセ・ラモス(Santos Arce Ramos)受刑者は加重強盗罪により18年の刑期をつとめている。取材に訪れた日は、刑務所内の作業場で、オーガニックコットンの布を慎重に裁断していた。 サンペドロ刑務所とペルーの別の刑務所の2か所では、高級ブランド「シャネル(Chanel)」で働いた経験を持つフランス人デザイナー、トマ・ジャコブ(Thomas Jacob)氏(29)の助けを借り、受刑者らが洋服のブランドを立ち上げた。自分たちのアーバンスタイルを世に広めながら、ファッションで汚名を返上しようと

    受刑者たちがブランド立ち上げ、ファッションで汚名返上 ペルー
  • チリの「奴隷制」コミューン、独が文書の機密指定解除 元ナチス党員ら設立

    チリのパラル近郊にあったコミューン「コロニア・ディグニダ」に最初に入植したドイツ移民らの写真(2016年1月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/Claudio Reyes 【4月27日 AFP】ドイツのフランクワルター・シュタインマイヤー(Frank-Walter Steinmeier)外相は26日、ナチス・ドイツ(Nazi)の党員だった小児愛者の男がチリで運営していたコミューンに関する文書の機密指定を解除すると発表した。このコミューンでは長年虐待が行われていたほか、軍事政権の拷問施設としても使われていたとされ、外相はドイツ政府が虐待防止などの努力を怠ったと認めた。 文書の機密指定が解除されるのは、チリの首都サンティアゴ(Santiago)から南に約350キロ離れた僻地にあったドイツ移民のコミューン「コロニア・ディグニダ(尊厳のコロニー、Colonia Dignidad)」。元ナチス党員

    チリの「奴隷制」コミューン、独が文書の機密指定解除 元ナチス党員ら設立
  • 上下逆さまに取り付けられた跳ね橋、設計からやり直しに チリ

    チリ・サンティアゴ南方約850キロのバルディビアに建設中のカウカウ橋を訪れる観光客(2014年1月7日撮影、資料写真)。(c)AFP 【4月27日 AFP】チリで建設されていた同国初の跳ね橋が、設計からやり直しとなることが分かった。通行デッキが上下逆に取り付けられていたことが、その理由だ。 チリ政府が26日明らかにしたところによると、カウカウ川(Cau Cau River)をまたいでバルディビア(Valdivia)とテハ(Teja)島をつなぐ跳ね橋の一からのやり直し工事にかかる費用は1500万ドル(約16億7000万円)。同プロジェクトには既に3000万ドル(約33億4000万円)が投じられている。 2014年1月、開通日が近付く中で発覚したこのミスは、ソーシャルメディア上で物笑いの種となっていた。橋は今では地元バルディビアの観光名所の一つになっている。 跳ね橋は水たまりができないよう、中

    上下逆さまに取り付けられた跳ね橋、設計からやり直しに チリ
  • 毒殺疑惑のノーベル賞作家、遺体を再埋葬 チリ

    チリ・イスラネグラで、同国旗が掛けられたノパブロ・ネルーダ氏の棺を運ぶ法医学者ら(2016年4月26日撮影)。(c)AFP/MARTIN BERNETTI 【4月27日 AFP】チリで26日、ノーベル文学賞を受賞した同国の詩人、故パブロ・ネルーダ(Pablo Neruda)氏の遺体が再び埋葬された。同氏をめぐっては、軍事独裁を敷いたアウグスト・ピノチェト(Augusto Pinochet)政権時代に暗殺された疑惑が浮上。毒殺された形跡がないか調べるため、3年前に遺体が掘り起こされていた。 遺体はネルーダ氏の遺言に沿い、太平洋に面したリゾートとして知られる故郷イスラネグラ(Isla Negra)の墓に戻された。 遺体の調査には国際的な専門家チームが当たっており、細菌のDNA解析の結果を踏まえ、5月に結果を発表する予定だ。 著名な詩人にして政治家や外交官の顔も持つネルーダ氏は1973年、サルバ

    毒殺疑惑のノーベル賞作家、遺体を再埋葬 チリ