わかりやすいアジャイル開発の教科書を読みました。この本の著者の皆さんは関西の方で、いずれの方ともコミュニティにて繋がった方々でした。前川さんには、私が企画した東京の方のイベントでお話を頂いたり、細谷さんとも同じくイベントや本作りでお世話になっています。西河さんには、昔私が関西で開いたイベントに来て頂いたことがありました。お三方ともソフトウェア開発に真摯に向き合っている方々で、私が開発コミュニティに顔を出し始める前から活動をされていて、尊敬する先輩諸氏です。身近に感じる方々がアジャイル開発の、教科書と銘打った書籍を出されると知って、これはどうしても読みたいと思いました。先輩諸氏がアジャイル開発についてどんな言葉を残すのか。どんな言葉を日本の開発現場に届けるのか。楽しみでした。 本には、様々な工夫が凝らされていました。まずは、構成から。冒頭のテーマは「なぜアジャイル開発なのか」です。Start