「Ubuntu」の最新版「11.10」(Oneiric Ocelot)が10月13日にリリース。これを受け、Ubuntu Japanese Teamも日本語環境への対応を強化した「Ubuntu 11.10 Desktop 日本語 Remix CD」を10月16日にリリースした。早速、新版を使ってみた。 Ubuntu 11.10をインストールしてまず気付くのが、ログイン画面が一新されていることだ(写真1)。これは、「X Window System」のセッションを管理するディスプレイマネージャーが、統合デスクトップ環境「GNOME」の標準である「GDM」から「LightDM」に変わったことによる。 LightDMは名前の通り軽量で、さらにディスプレイ環境に依存しない。加えて「Greeter」と呼ばれるテーマ機構を持っている。テーマ機構は、背景やアイコン、フォントなどの見た目を一括で変更する仕組