米パタゴニア(Patagonia)の創業者イヴォン・シュイナードは9月14日(米国時間)、同社が生み出す事業利益を気候変動対策に充てるため、新たに設立したトラストと非営利団体に全株式を移管すると発表した。 「私たちは『株式公開に進む(Going public)』のではなく、『目的に進む(Going purpose)』のです。自然から価値あるものを収奪して投資家の富に変えるのではなく、パタゴニアが生み出す富をすべての富の源を守るために使用します」(日本語版ウェブサイトより) 83歳のシュイナードは、パタゴニアの価値観を損なう可能性のあるオーナーに会社を売却したり、株式を公開して「会社は株主のもの」といった思想に従ったりすることなく、独自のオーナーシップモデルを選んだ。 評価額30億ドル(約4300億円)とされるこのアウトドア用品ブランドの全株式は、新設された「パタゴニア・パーパス・トラスト(
環境問題の多くは顕在化してから原因を特定し,その原因を取り除くという後追い対策になりがちです.目に見えない環境リスクをあらかじめ予測することができれば,甚大な環境汚染・環境破壊に到る前に未然に防ぐことができます. 当研究室では,環境問題の早期発見,早期解決に貢献できるような研究課題に取り組んでいます.最近の主なトピックスは,富士山を用いた越境大気汚染・地球規模汚染観測,ゲリラ豪雨の生成機構,放射性物質の里山における動態と環境調和型除染技術の開発,カンボジアの大気汚染とアンコール遺跡への影響評価,火山ガス早期検知システムの開発,船舶・航空機排ガスの大気環境影響評価,森林浴効果と森林の大気浄化能の解明,大気中マイクロプラスチックの動態・起源・健康リスクの解明です. 環境に放出された無機・有機の様々な汚染物質の存在量を明らかにし,汚染物質がどのような経路で環境を移動し,その過程で環境やヒトに対し
小笠原諸島の海底火山の噴火で沖縄本島周辺には、25日も大量の軽石が漂っています。 北部の漁港の生けすで、サバの仲間200匹余りが死んでいるのが見つかりました。地元の漁協は魚が軽石をエサと間違えて飲み込んだのが原因とみられるとしています。 (動画は37秒。軽石の流れ着いた各地の様子です。データ放送ではご覧になれません)。 軽石が原因か 生けすの魚が大量死 25日午前、沖縄県国頭村の辺土名漁港のすぐ沖に設置された生けすで、魚が死んで浮いているのを国頭漁業協同組合が確認しました。 魚は、地元で「グルクマ」と呼ばれる体長が40センチほどのサバの仲間で、東京へ出荷する前に生けすで育てていたおよそ300匹のうち、200匹余りが死んでいたということです。 漁港には、小笠原諸島の海底火山、福徳岡ノ場でことし8月に発生した噴火で出た軽石が漂着していて、生けすの中にも入り込んでいたということです。 魚の体の中
里山は農業や木材利用などの人間活動によって維持されてきた生態系であり、生物多様性の保全にとって極めて重要であるとともに、歴史的遺産としての価値があります。里山の要素である半自然草地(刈り取りや火入れなど人為的管理によって維持されてきた草地)の起源は、最終氷期(~1万年前)の寒冷・乾燥した気候下で広がっていた草原生態系にあると言われます。縄文人が狩りや焼き畑などの目的で火入れを行い、弥生時代以降の水田耕作や牧畜、古墳時代以降の製鉄・製陶など時代とともに多様化する様々な資源利用が行われる中で森林化が抑えられ、最終氷期の生物の避難地としての役割を果たしてきました。そのような里山における人間と生物の関係性は戦後まで続いていましたが、燃料革命や高度経済成長以降の産業構造の変化によって利用が減少し、良好な状態で保全されている里山はごくわずかになってしまいました。そして、今後進行する人口減少・都市への人
環境省沖縄奄美自然環境事務所、奄美群島国立公園管理事務所(奄美野生生物保護センター)は21日、瀬戸内町地蔵峠付近でアトラスオオカブトとみられる外国産カブトムシの死骸が発見されたと発表した。屋外での確認報告は初めてという。本来島内に生息しないことから、こうした生物を飼育する場合は「最後まで責任をもって逃がさないように飼育することを心掛けてほしい」と呼びかけている。 発表によると、今月12日に、油井岳展望台に向かう林道の入口付近で、大学の卒業論文の研究のために来島していた大学生が発見した。発見場所は、世界自然遺産の推薦地(登録されると登録地)や周辺の緩衝地帯には該当しない。発見時は全身がひっくり返ったような状態だったが、しばらくして再度確認したところ、ばらばらに分断されていた。カラスなどに襲われた可能性もあるという。 環境省では、発見された種は「アトラスオオカブトとみられる」と考察。インドから
2021年6月第3週、米南西部ではヒートドームが原因で記録的な猛暑になった。第4週末にはヒートドームが米太平洋岸北西部を覆った。写真はロサンゼルスで暑さをしのごうとしている家族。(PHOTOGRAPH BY FREDERIC J. BROWN, AFP/GETTY) 米オレゴン州ポートランドで気温が観測史上最高に達し、1300万人が暮らす米太平洋岸北西部一帯が記録的な暑さに見舞われている。 「(暑さが)長引いているため、公衆衛生上の緊急事態として非常に深刻に受け止めています」と、ポートランド危機管理局の広報官ダン・ダウシット氏はその直前に語っていた。 ポートランドがこれまで30℃を超えるような暑い夏と無縁だったわけではない。時には38℃を超えたこともあるとダウシット氏は言う。しかし、そのような高温が続くことはまれだった。そのポートランドで、6月26日に42.2℃、27日に44.4℃、28日
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