2020年は、地上アナログ波から地上デジタル波(地デジ)への完全移行(2011年)を前にした地デジ特需からちょうど10年にあたる。そろそろテレビの買い換えを、と考えている人が多いのに加えて、五輪大会の開催も予定されており、「世紀のテレビ買い替え年」になる見込み……、だった。テレビメーカー各社は自信作を多数企画し、さらに中国大手メーカーの本格参入や新興メーカーの加勢で市場はヒートアップするはず……だった。 しかしながら周知の通り、五輪大会は開始目前で延期に。今やテレビは供給過剰気味だ。全く歓迎すべき事態ではないが、元々テレビの購入を予定していた人にとっては、多くのモデルが選び放題で値ごろ感も増し、買いどきが来ているとも言えるだろう。 そこで今回は、今買いどきのテレビを選ぶポイントとして、ホームシアターの専門家目線で提唱したい「部屋の広さに応じた画面サイズの選び方」をご紹介する。さらに、テレビ