観測史上最も早いと発表されたことしの梅雨明けの時期が大きく見直されました。気象庁は、6月下旬としていた九州から関東甲信の梅雨明けが、1か月近く遅い7月下旬だったと発表しました。 一方、8月にかけて記録的な大雨が相次いだ東北と北陸の梅雨明けについては「特定できなかった」と結論づけています。 気象庁は地域ごとに発表している梅雨入りと梅雨明けについて、「速報値」として発表した後、観測データをもとにこの時期に見直しを行っていて、1日その結果が公表されました。 それによりますと、ことしの梅雨明けについて、 ▼九州南部と九州北部、四国、中国地方、近畿、東海、それに関東甲信では、6月下旬と発表していましたが、 ▼いずれも7月下旬に見直しました。 詳しく見ると、 ▼九州南部は6月27日ごろから7月22日ごろに、 ▼九州北部と四国は6月28日ごろから7月22日ごろに、 ▼中国地方は6月28日ごろから7月26