① 料理の一。たたいてざっとゆでた小鳥と鯛たいの肉を、薄くむいて袋のようにした鮑あわびに包み込むようにして煮たもの。 《野衾》
① 料理の一。たたいてざっとゆでた小鳥と鯛たいの肉を、薄くむいて袋のようにした鮑あわびに包み込むようにして煮たもの。 《野衾》
糞塵(ふんじん)中に捨てられた布を拾い集めてつくった袈裟(けさ)。サンスクリットのパンスクーラpāsukūlaの訳。袈裟として、もっとも理想的なもので尊重される。衣財(えざい)については、10種の衣があり、『四分律(しぶんりつ)』では、牛嚼(ごしゃく)衣、鼠噛(そこう)衣、焼衣、月水(がっすい)衣、産婦衣、神廟(しんびょう)中衣、塚間(ちょうけん)衣、求願(ぐがん)衣、受王職衣、往還衣(おうげんえ)の10種をあげている。これらは貪著(どんじゃく)の心を除くための衣財で、その布を小さく切り、雑巾縫(ぞうきんぬ)いしてつなぎ合わせ、田と畦(あぜ)をかたどった条相をつくった。衲衣(のうえ)と同一にみるのは中国に至ってからで、インドではまったく区別されている。 [川口高風]
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