7日行われたフランスの大統領選挙の決選投票で、公共放送「フランス2」は、中道で無所属のエマニュエル・マクロン候補の勝利が確実になったと伝えました。
<フランスの既成政党やエリートに対する、大衆の不信は根深い。そうした声を代弁するポピュリスト政党として、マリーヌ・ルペンの国民戦線は、もはや単なる「極右」政党の域を脱するところまで成長している...> 4月23日と5月7日に予定されている大統領選挙を前に、フランスの政治は今、混迷を深めている。かつて大統領を輩出した左右両派の既成政党の候補が低迷に喘ぐなかで、極右とされる国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補が、いよいよ大統領になるのではないかという予想が現実味を帯びてきているのだ。 ルペン候補が党首を務める国民戦線は、前回2012年の大統領選挙で17.90%という、それまでの党の歴史における最高得票率を記録したのちも、2014年の欧州議会選挙や2015年の県議会選挙と州議会選挙で、それぞれ24.86%、25.24%、27.73%と、4分の1を上回る得票率を得て、躍進を続けている。 この躍進
2007年7月5日、パリのドミニク・ドビルパン(Dominique de Villepin)前首相の自宅前に待機する報道陣。(c)AFP/MARTIN BUREAU 【7月6日 AFP】ドミニク・ドビルパン(Dominique de Villepin)前仏首相がニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領の失脚を狙ったとする謀略疑惑で新たな証拠が発見されたのを受け、捜査当局は5日、前首相の自宅を家宅捜索した。司法当局によると、この家宅捜査はドビルパン前首相によるサルコジ大統領への中傷および大統領選出馬妨害の可能性に関する新たな証拠を探すために行われた。 ■新証拠はドビルパン氏に命じられた捜査官のPCから発見 この「クリアストリーム疑惑」と呼ばれる事件は、2004年にサルコジ大統領らがルクセンブルクのクリアストリーム(Clearstream)銀行に、隠し口座を開設して裏金を受け取
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く