グルジアの首都トビリシ(Tbilisi)から約120キロのアハルカラキ(Akhalkalaki)で、戦車の砲身に覆いを被せるロシア軍兵士(2006年5月15日撮影)。(c)AFP/VANO SHLAMOV 【4月30日 AFP】ロシア国防省は29日、グルジア政府が独立を主張するアブハジア(Abkhazia)自治共和国と南オセチア(South Ossetia)自治州付近に軍を集結させ「挑発的動き」をしているとし、これに対応するため両紛争地域に派遣しているロシア軍の平和維持部隊を増強すると発表した。国営ロシア通信(RIA Novosti)が伝えた。 ロシア政府は、90年代に両地域がグルジアからの分離独立とロシアとの関係強化を求め、グルジア軍との紛争が勃発(ぼっぱつ)した後、グルジア政府との合意に基づき、両地域に平和維持部隊を駐留させている。ロシア政府は、両地域の住民に対し、ロシアの市民権を取得
英国の有力シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)が世界情勢や各国の軍事力を分析した年次報告書「ミリタリー・バランス2008」を発表、その中で、ロシア海軍が過去1年間に太平洋艦隊の戦術潜水艦を8隻も増強していたことを明らかにした。IISSで紛争・防衛外交政策を担当する元英陸軍大佐のクリストファー・ラントン上級研究員は産経新聞と会見、「ロシアが恐れるのは米国ではない。中国だ」と、ロシアにとり中国が現実的脅威となった現状を冷徹に分析した。一問一答は次の通り。(ロンドン 木村正人) −−ロシア海軍はなぜ太平洋艦隊を増強したか 「ウラジオストクに本部を置く太平洋艦隊は潜在的にかなり強力だが、恐らく、ムルマンスクに拠点を置く北方艦隊や黒海艦隊、カスピ小艦隊に比べてあまり関心を払われていない。この状況はある程度変わりつつある。ロシアにとってアジア・太平洋地域の重要性は経済成長に伴ってゆっくりと増してい
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