「そうでなくても不景気で商売が上手くいかないというのに、飲食店を皆殺しにするつもりか」「安心して食事できるところがない。残り物を使い回す飲食店は、摘発したら即廃業させるべきだ」 ソウル市瑞草区が区内のすべての飲食店を対象に展開している「残った食材の使い回し中止キャンペーン」が報じられて以降、記者に電子メールや電話で寄せられた市民の意見は、このようにはっきりと分かれた。 最も怒りをあらわにしたのは、1日に2回以上外食している会社員たちだった。また、外食を頻繁にする主婦たちも同様だった。 今年第3四半期(7‐9月)の統計庁のまとめによると、1世帯当たりの1カ月の外食費の全国平均は26万1100ウォン(約1万7000円)で、家計消費支出全体の11.7%に相当する。3人家族が1回の外食で3万ウォン(約1950円)ずつ使ったと仮定すれば、1カ月に9回近くも外食していることになる。 一方、全国