AmazonとWalmartの狭間に消えたTower Record:中島聡・ネット時代のデジタルライフスタイル - CNET Japan
Tower Recordの倒産は日本でも報道されたようだが、NHKが夕方のニュースであたかも「Tower Recordの倒産はダウンロード型ビジネスモデルへのシフトだけが原因」であるかの誤解を与えるような報道していたのが少し気になったので、米国に暮らすブロガーとして一言。 確かに、AppleのiTune Music Storeに代表される音楽のダウンロード販売ビジネスは米国でも順調に延びているが、それを「Tower Recordの倒産の原因」と決め付けるのは少し早急すぎる。「ダウンロード」という意味では、P2Pソフトを介した「違法ダウンロード」の影響の方がまだまだ遥かに大きい。 実際のところ、Tower Recordのビジネスに一番の打撃を与えたのは、Walmartに代表されるディスカウントストアとAmazonに代表されるオンラインストアというのが、米国での最も一般的な見方だ。 Walma
ZAKZAK
“タワレコ”の愛称で知られる米音楽ソフト販売会社大手のタワーレコードを運営するＭＴＳが、２０日付でデラウェア州の連邦破産裁判所に連邦破産法１１条（日本の民事再生法に相当）の適用を申請していたことが、分かった。日本のタワーレコードは、すでにＭＴＳから独立しているため影響はないが、破産の背景には、何があったのか。 米タワレコは、１９６０年創業。全米で８９店舗を展開してきた。今後は金融機関から８５００万ドル（約９６億円）の事業再生融資を受け、２カ月以内に身売り先を探し、各店舗の営業は続行する。 本件に対し、日本のタワーレコード広報担当者は、「米国のタワレコとわれわれは、０２年のＭＢＯによる独立で根本的に別会社。経営方針も違えば、仕入れ先も別ルートです」と、全く影響がないことを強調している。 「タワーレコード」という企業名に関しても、日本側は独自に商標権を持っているため、改名の必要などはないという
NIKKEI NET：主要ニュース 米タワーレコード、２度目の破産法申請
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