米議会図書館(US Library of Congress)が公開した、記者会見に臨む直前の黒人運動指導者マルコムX(Malcolm X)の写真(2005年2月16日撮影、撮影場所不明)。(c)AFP/LIBRARY OF CONGRESS 【4月28日 AFP】(写真追加)米国の黒人運動指導者マルコムX(Malcolm X)暗殺事件への関与で有罪判決を受け、ニューヨーク(New York)の刑務所で服役中だったトーマス・ヘーガン(Thomas Hagan)受刑者(69)が27日、45年ぶりに仮釈放された。同州の刑務当局が明らかにした。 ヘーガン受刑者は、1965年に演説中だったマルコムXが射殺された事件への関与を認めて有罪となり、服役していた。1992年からは、週2日をマンハッタン(Manhattan)にある軽警備の刑務所で過ごし、残り5日を自宅に戻り労働に従事する措置がとられていた。