やあ!id:cockscombです。日々の生活に役立つちょっとした知識を紹介していきます。最近は、Apple WatchやPixel Watchみたいな、ナントカWatchのリリースが多いですね。でも今日紹介するのは、WatchはWatchでも、Docker Compose Watchです。 Docker Composeは、複数のコンテナを扱った開発に用いる道具で、コンテナを活用した開発では当たり前に使われている。そのDocker Composeに、ファイルの変更を監視してコンテナの再構成を行わせるのが、Docker Compose Watchだ。Docker Compose 2.22以降で利用できる。最新のDocker Desktopにも付属している。 ホットリロードとコンテナ開発 Docker Compose Watchがどういうものかを説明する前に、Next.jsのホットリロードにつ
ゲンゾウ用ポストイット シェル / Bash / Linux / Kubernetes / Docker / Git / クラウドのtipsを発信。 はじめにDocker Compose の初回起動時のみ、ライブラリのインストールを実行したい場合があります。 NodeJS の場合 yarn install や npm installPHP の場合 composer installRuby on Rails の場合 bundle installいい方法が無いか考えた末、 docker-compose.yaml の command 属性に工夫して解決させてみました。 検証環境$ docker-compose --version docker-compose version 1.29.0, build 07737305Docker Compose 初回起動時にライブラリをインストールしておかない
4月に出版された「分散システムデザインパターン」を読んだ.サブタイトルに「コンテナを使ったスケーラブルなサービスの設計」とある通り,コンテナを設計/運用するときに,どのようなデザインパターンを知っておくと良いのか?という点を学べる内容になっている.関連情報と合わせて書評を書きたいと思う.なお,今回は貴重な機会を頂き,本書の出版レビューに参加することができた.オライリー本に自分の名前が載っている!という喜びもある. 分散システムデザインパターン ―コンテナを使ったスケーラブルなサービスの設計 作者: Brendan Burns,松浦隼人出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2019/04/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 目次 1章 : はじめに 第 I 部 : シングルノードパターン 2章 : サイドカー 3章 : アンバサダ 4章 : アダプタ
確かに、全部ありはイメージサイズが小さいです。 rm -rf /var/lib/apt/lists/*も同じ値になっています。 apt-get cleanだけを行ったものは両方ない場合と同じになっています。 それぞれのコマンドの意味を見ていきます。 apt-get clean apt-get cleanはaptがダウンロードしてきたDebianパッケージファイルを削除するためのコマンドです。 ダウンロードされてきたファイルは/var/cache/apt以下に一時的に保存され、再度インストールする際はダウンロードせずこちらが使用されます。 ではなぜこのコマンドはイメージサイズに影響を与えなかったのでしょうか? この秘密は/etc/apt/apt.conf.d/docker-cleanにあります。 ここにはaptの設定が書いてあり、内容は以下のとおりです。 docker-clean DPkg:
docker-composeで利用するversion 3の設定をまとめる. Compose file version 3 reference Docker Engineが対応するファイルフォーマットのバージョン Compose and Docker compatibility matrix 1.13.0+ 以降がCompose file verison 3.0に対応する. 設定 build ビルド時に設定が適用される. 指定したディレクトリにあるdockerfileでコンテナを起動する. context, dockerfile, argsで指定もできる. version: "3.8" services: webapp: build: context: ./dir dockerfile: Dockerfile-alternate args: buildno: 1
少し前にRedHatからPodman Desktopのv1.0がリリースされました。Podmanは当Developer Siteでも紹介されていますが、デーモンレスに動作する[1]という特色を持つコンテナの開発/実行/管理ツールです。 より身近な関心毎として、Podman Desktopはオープンソースであり、2022年に有償化されてしまったDocker Desktopの代替[2]として活用できる可能性があります。 筆者が普段業務利用しているのはWindowsマシンですので、普段はRancher Desktopを使用してdockerコマンドを利用可能[3]なようにしていますが、ちょっと気になる点[4]も残っているためにより簡便に利用できる代替ツールを探していました。 今回はやってみる記事ですので、鮮度を優先[5]したため内容が薄い/偏っていることはご承知おきください。 2023/6/9 細
PostgreSQL の無難なロケールは “なし” (C) だと思うが、 Docker コンテナを使いたいときにロケールをなし (C) に設定する簡単な方法 まとめ 起動時の環境変数 POSTGRES_INITDB_ARGS で設定することで、ロケールをなし (C) に設定可能 - POSTGRES_INITDB_ARGS=--encoding=UTF-8 --locale=C POSTGRES_INITDB_ARGS: "--encoding=UTF-8 --locale=C" <= 注意。コッチっは試していない。 ちなみに、 docker run の場合は docker run --rm -it -e POSTGRES_PASSWORD=secret -e POSTGRES_INITDB_ARGS="--encoding=UTF-8 --locale=C" postgres:12.2
Check Point Software Technologiesはこのほど、「Docker Images: Why are Many Cyber Attacks Originating Here? - Check Point Blog」において、Dockerイメージの危険性について伝えた。Dockerイメージには構築と使用に特有の脆弱性があることから、攻撃者の格好の標的となってしまっている。同社は既知の脆弱性を含む基礎コンポーネントの使用、クラウド環境の動的な性質、簡単な配布方法によって、セキュリティインシデントが引き起こされていると指摘している。 Docker Images: Why are Many Cyber Attacks Originating Here? - Check Point Blog Dockerイメージは攻撃者にとって好ましいターゲットの一つとなっている。一般的にさ
備忘録 Hasuraのdocker-compose環境 hasuraはdocker-composeでお手軽にローカル環境を構築できます。公式でも紹介されています。 version: '3.6' services: postgres: image: postgres:12 restart: always volumes: - db_data:/var/lib/postgresql/data environment: POSTGRES_PASSWORD: postgrespassword graphql-engine: image: hasura/graphql-engine:v1.3.3 ports: - "8080:8080" depends_on: - "postgres" restart: always environment: HASURA_GRAPHQL_DATABASE_URL:
小さいサイズのDockerイメージを作成するときのベースイメージとしてalpineは有名だが、最近Googleが管理するdistrolessというイメージの存在を知ったので、既存のイメージをdistrolessに乗せ替えた時の作業記録。 TL;DR debianベース(スタート地点) FROM rust:latest as builder WORKDIR /work COPY . . RUN cargo build --release RUN strip /work/target/release/slice -o /slice FROM debian:buster-slim COPY --from=builder /slice /usr/local/bin/ ENTRYPOINT ["slice"] FROM rust:latest as builder RUN rustup target
TL;DR docker-compose では bind mount の構文が "short", "long" の2通りあるが, それぞれ挙動が異なる docker-compose.yml の volumes に略記法 (short syntax) を用いると, コンテナ内で non-root user を用いる際にエラーの発見が遅れる可能性があるので避けよう 概要 Docker アプリケーション (コンテナ) は, 実行時にホストのファイルやディレクトリをコンテナ内にマウントし, ホストとのファイル共有を行うことができます (bind mount). docker-compose では, Compose ファイル (デフォルトでは docker-compose.yml) にマウント情報を記述することができますが, 構文によっては意図せぬ挙動や, パーミッションエラーを引き起こす原因となり
Docker Desktopを提供するDocker社は、Docker DesktopにWebAssemblyランタイムを統合したDocker DesktopのTechnical Preview 2をリリースしたと発表しました。 Technical Preview 2での最大の変更点は、runwasiを採用したことでWebAssemblyランタイムが選択できるようになったことです。 Technical Preview 1ではWasmEdgeのみに対応していた 2022年10月に発表されたTechnical Preview 1では、Docker DesktopにWebAssemblyランタイムを統合する手段として、WebAssemblyランタイムをまるでコンテナランタイムのように見せかけるための仕組みを持つ「containerd-wasm-shim」と呼ばれるソフトウェアを開発し、組み込んでい
章立て はじめに Docker・Container型仮想化とは Docker一強時代終焉の兆し Container技術関連史 様々なContainer Runtime おわりに 1. はじめに Containerを使うならDocker、という常識が崩れつつある。軽量な仮想環境であるContainerは、開発からリリース後もすでに欠かせないツールであるため、エンジニアは避けて通れない。Container実行ツール(Container Runtime)として挙げられるのがほぼDocker一択であり、それで十分と思われていたのだが、Dockerの脆弱性や消費リソースなどの問題、Kubernetes(K8s)の登場による影響、containerdやcri-o等の他のContainer Runtimeの登場により状況が劇的に変化している。本記事では、これからContainerを利用したい人や再度情報
Coming up with a title that explains the full story here was difficult, so I'm going to try to explain quickly. Yesterday, Docker sent an email to any Docker Hub user who had created an "organisation", telling them their account will be deleted including all images, if they do not upgrade to a paid team plan. The email contained a link to a tersely written PDF (since, silently edited) which was mi
はじめに Dockerfile、サッと書こうと思ったのに、書き始めたら意外と時間かかったりしますよね。 突き詰めるとすごく奥が深いなと思います。 公式のドキュメントでも、Dockerfileのベスト・プラクティスという形で公開してくれていますが、 これを毎回意識するのは大変です。 また、意識できていたとしても、複数人で管理していると、各個人のスキルレベルによって差が出てしまいます。 そんなときにおすすめのツールを見つけたので紹介します。 hadolintというツールです。 Haskell Dockerfile Linterの略だそうで、Dockerfileの静的解析を行ってくれるlintツールです。 hadolintを使うとこんな利点があります。 build前にシンタックスエラーなどに気付ける (地味にトライアンドエラーしてると時間食うんですよね...) 自然とベストプラクティスに則ったD
九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属。自作パソコン好きで、ハードウェア選定の仕事を与えると喜ぶ。最近は何でもコンテナにしたい教に入信し、コンテナ化の機会を虎視眈々と狙っている。 こんにちは、九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属のy-morimotoです。 Windows 10のサポート期限がじわじわと近づいてきており、そろそろWindows 11を使ってみようという事で、 Docker Desktopを使わずにWindowsでDockerを、Windows 11でもやってみました。 (弊社、Docker Desktopライセンスは普通に購入しているのですが、まあそれはそれという事で…) 1.どうやるの? Windows 10の時と同様で「WSLのUbuntuでDockerを動かす」です。 ただ、導入手順は随分とシンプルになっていました。 【参考】過去の導入手順(Windows 10
We’re thrilled to announce the General Availability of Docker Compose Version 2 (aka V2)! We launched the first version of Compose V2 in June of 2021. Thanks to your feedback, we’ve made numerous improvements since our initial rollout — and have seen a steady increase in adoption over the last 10 months. We’re hearing a lot of good things about V2! Currently, 78% of Docker Compose users running t
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