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こんにゃく入りゼリーによる子どもやお年寄りの窒息事故防止策を検討している消費者庁は30日、都市部を中心に2006〜08年に救急搬送された約4千件の窒息事故のうち、同ゼリーが原因となった事故の85%が、命の危険がある「重症」以上だったとの分析結果をまとめた。餅やアメなど他の食品の「重症率」を大きく上回り、政府の食品安全委員会が「アメと同程度の事故頻度」としたリスク評価とは異なる実態が浮かび上がった。 東京消防庁や政令指定都市の消防当局などからデータを集め、窒息事故4137件のうち原因食品がはっきりしている2414件を分析。その結果、同ゼリーによる事故は7件と件数は少ないものの、うち2件が「重症」、4件が命の危険が切迫している「重篤」だった。406件あった餅は重症・重篤・死亡の重症以上の事故が54%、アメ(256件)は1%だった。 食品安全委は同ゼリーについて、1億人が一口食べた場合、2.
日本メディアは、ドーハ締約国会議をどのように伝えたか 今回のクロマグロのワシントン条約に関して、日本の報道は、「欧米の資源囲い込みの陰謀から、日本の食文化を守らなくてはならない。水産庁がんばれ!!」という論調一色であった。とくに、読売の社説は、水産庁の主張をそのままコピペしたような感じだ。 「食文化守られた」 マグロ禁輸否決で市場関係者や消費者(中日新聞) http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010031902000226.html マグロを食べる日本の文化が守られた-。マグロの入手困難や、価格高騰を懸念していた東海地方の市場関係者や消費者からは安堵(あんど)の声が上がった。 クロマグロ規制 全面禁輸はあまりに強引だ(3月16日付・読売社説) http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/2
昨日、食品安全に関係する人たちに衝撃が走りました。「FoodScience」サービス終了のお知らせ 平素は、「FoodScience」をご利用いただき、誠にありがとうございます。 食の機能と安全を考える専門Webサイトとしてご利用いただいておりました「FoodScience」は、2010年3月31日をもってサービスを終了させていただくことになりました。これまでのご愛顧に心より御礼申し上げます。<「FoodScienceプレミアム」会員の皆様へ> 「FoodScienceプレミアム」の月会費につきましては2月分のみいただき、3月分につきましては無料とさせていただきます。また、2月分の会費のカード引き落としは4月となりますので、ご了承いただきますようお願い申し上げます。今回のサービス終了によってご迷惑をおかけすることを衷心よりお詫び申し上げます。 ご不明の点等ございましたら、問い合わせフォーム
先日ご紹介した「食卓どこへ…」のシリーズですが,順調に連載が続いています。本日で第三弾です。 食卓どこへ:遺伝子組み換え/2 表示義務「対象外」多く 食卓どこへ:遺伝子組み換え/3 米農家「安全性、疑問ない」 ちなみに第三弾の「米農家」は「米(こめ)農家」ではなく「米(アメリカ)農家」です。 正直ここまで偏向的な連載記事になることは予想していなかったので,かなりあきれています。第二弾はまるでイオンの宣伝広告です。遺伝子組換えの影響があるはずもない植物油などの加工品について, 一方、消費者庁食品表示課は「表示は品質の違いを示し、選択の幅を広げるのが目的」としながらも「遺伝子が残っていない食用油などでは品質上の差があるとはいえない」と慎重な姿勢を示している というコメントを紹介していますが,この書き方ではまるで「官僚が言い訳をしている」かのようにしか見えません。当然,先日私がしたような「科学的
⇒10月8日(木)放送 どうつきあう サプリメント 〜明らかになる“健康被害”〜 栄養を補助するものからダイエット向けのものまで、健康志向が高まる中、様々な種類が販売されているサプリメント。ところが、健康のためにととったはずのものが思わぬ形で健康を害するケースが出てきている。また、サプリメントが病気の治療に使う薬の効果を弱めてしまうこともわかってきた。こうした中、専門の知識をもった薬剤師などが消費者に指導するアドバイザーの資格を取って活動を始めたり、健康食品メーカーも専用の相談窓口を設けたりするなど新しい動きが出てきている。サプリメントとどう付き合うべきなのか、考える。 (NO.2798) スタジオゲスト : 梅垣 敬三さん (国立健康・栄養研究所 情報センター長) 出てくる事例が、一つだけの特例とか、そんなの医師・薬剤師の常識の問題じゃないのというのに尾ひれがついて、不安を増長させていた
最近の予防医学では、とにかく「肥満」が諸悪の根源だとされる。女性もバストではなく、腹回りの寸法を計ることが重要だというので、何かオカシサを感じさせる。「メタボリック・シンドローム」という概念には医学的な異論があるが、それはさておき、疫学的にも「肥満」は心臓疾患、脳血管疾患、糖尿病など重要な生活習慣病の基礎になることは事実である。 かつてニューヨークのエリート社会で、女性が好ましい男性とした条件が、高学歴、高収入、高身長、太っていないこと、喫煙しないこととされた時代があった。太っていると出世もしないともいわれた。 さらに1960年当時、米国では心臓疾患での死亡率が第1位で、心臓疾患の基礎には「肥満」の問題があり、そこから派生する医療費の増大のために、米国経済が破綻(はたん)しかねないという危惧(きぐ)が抱かれた。そこで米国上院に「栄養と必要量に関する委員会」が設置され、ジョージ・マク
NHKスペシャル「世界同時食糧危機」が17日と19日の2回にわたって放送された。もう時間が経っているのだが、感想をちょっと書いておきたい。 番組の流れは、次の通り。 穀物の安値に喘いだアメリカが、市場を諸外国に拡大し、諸外国もアメリカからの輸入に依存した。アメリカはさらに、共にバイオエタノールで新需要も拡大し、中国などの食生活の欧米化、穀物需要増大なども相まって、穀物の供給不足が起き高値になった。 自給率が40%しかない日本は大変だ。さあ、米を育てて米粉や飼料などとして利用し、自給率をアップしていこう!。 このストーリーを縦軸に、アメリカが食生活の欧米化を日本やほかの国に押しつけて穀物の需要拡大につなげたとか、遺伝子組み換えとか、日本の味噌メーカーが来年の大豆をまだ手当できていない、とかいろいろなエピソードが横軸として盛り込まれて、視聴者の情緒に訴えていくという趣向だった。 私の印象は「ア
中国製毒入り餃子事件だが、なんとなくこれは迷宮入りでしょと思っていた。が、昨日、流れが変わる報道があった。意外といえば意外なので少し雑感を書いておきたい。というのも、この問題の本質は毒入り餃子自体ではないだろうから。 餃子に毒を入れたのは中国か日本かということで言えば、「極東ブログ: 中国人のわかりづらさという雑談」(参照)で李小牧が指摘している通りなので、ようするに後は外交的な問題だった。 そこが曖昧になるだろうなと私が思っていたのは、中国がけっこうな強気で小日本をパスしてやっていけるとまでそっくり返ったのだろうなと見えたからだ。が今回、逆に、毒を入れたのは中国かもシグナルを出してきたということは、中国様だいぶ日本にご配慮しているなという感じがする。このご配慮の意味はなんだろうか。 西欧の先進国が人権問題で騒いでいるのにぐっと堪えて偉いぞ、東洋鬼。ちがった、小日本。ちがった、蛮族。ちがっ
■荒廃一変させたご飯給食 「夕日とトンボと働く人」と題されたこの水彩画は、全国8千余点の応募から第1位に選ばれた作品だ。長野県上田市真田町の本原小学校6年生、三浦由美子さん(現在、市立真田中2年生)が描いた自宅の窓から見た田園風景である。 夕日に照らされる中、無数の赤トンボが乱舞する。大人たちが田んぼを手入れする。傍らの農道を子供たちが駆け抜ける。 「なつかしいふるさとや家族の良さを感じさせてくれる、ほのぼのとした絵である」。 1昨年、「ふるさとの田んぼと水 子ども絵画展」(主催・全国土地改良事業団体連合会)で、農林水産大臣賞に輝いた三浦さんの作品への審査講評だ。 この作品を目にした上田市教育委員長、大塚貢氏(72)は感慨深げにこう語った。 「その農道は、かつて非行少年が連夜、改造した盗難バイクを乗り回していた。真田中学を卒業したばかりの2人が無免許運転で事故死したこともあった。それが、わ
良くまとまっていて分かりやすい内容の表だが、困った事に記事中に出てくる数字と見事に一致しない。 それどころか記者は、記事中で表の数字を無視してデタラメぶっこいている。 素敵な数字のごまかしが散りばめられていて、読んでいると笑えてくるほどだ。 米国内でも相当批判されてるんじゃないか、この記事? ◆ダウト1:全体と部分の無意味な比較 さて、この記事内で使われているトリックその1は、全体と部分の比較を行ってどちらが大きいか錯覚させる数字のごまかしだ。 具体的にはこの下り。 China has had much-publicized problems with contaminated seafood — including a temporary ban late last month on imports of five species of farm-raised seafood from
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