堺市教育委員会は29日、顧問を務める運動部の女子生徒に「裸になるぐらいの覚悟で、無心になって頑張れ」と声をかけ、壁越しに裸にさせたなどとして、市立学校の男性教諭(56)を懲戒免職処分にした。男性教諭は女子生徒らに「先生とキスできるんか」「先生とエッチできるんか」といったセクハラ発言や顔を平手打ちするなどの体罰を繰り返していたという。 市教委によると、男性教諭は校外で行われた試合で負けたことから7日午後、女子生徒を無人の教室に呼び出し、「裸になるぐらいの覚悟で、無心になって頑張れ」と声をかけ、隣の部屋で裸になるよう繰り返し要求。壁越しに女子生徒を裸にさせた後、服を着させたうえで、抱き寄せ、「大人になったらエッチしような」と発言した。教諭は隣の教室にいたため、女子生徒の裸は見ていなかったという。 8日に保護者から学校に訴えがあり、発覚した。 市教委が調べたところ、この運動部には約20人の女子生