タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

小説と読み物に関するfumikefのブックマーク (2)

  • 【フィクション小説】そこは穴のあいた村だった - 接客業はつらいよ! 人生はチキンレース! あけすけビッチかんどー日記!

    ※フィクション小説です。5分くらいで読めます。ちょっと18禁。 そこは 穴のあいた村だった そこは、やけに穴の多い村だった。犬が歩いても穴。人が歩いても穴。そして人はめったに歩かない。車で移動することがほとんどの村だった。山に囲まれて、歴史名所にめぐまれた、日の真ん中あたりにある小さな村。村の名前は仮に「A村」としておく。自然に恵まれた、小さな村。 穴が多いこと以外は、東京の郊外となんら変わらない。大人は仕事をして、子どもは学校へ行く。年頃になると男と女は二人で出かけるようになる。 穴は、村において位置を示す指標となった。時として待ち合わせの目印にも使われた。大きな穴が二つ並んだ「ふたご穴」や、大きな穴のよこに小さな穴があいた「親子穴」。 穴の形状は、地面にぽっかりとあくだけではなかった。崖には、女のこぶし一つ入るか入らないかの細い横穴があった。ある日通りがかった若い女が横穴に手を入れた

    【フィクション小説】そこは穴のあいた村だった - 接客業はつらいよ! 人生はチキンレース! あけすけビッチかんどー日記!
    fumikef
    fumikef 2016/09/20
    途中で穴から抜けなくなって一体化していくホラーも想像した。伊藤潤二さんの絵がいいかも。
  • 世界の何処かで始まりつつある、本当の恐い話。 - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

    目から大玉の涙を流してヒャクヒャクと咽び泣きながら、娘のサエが家の中に駆け込んできた。 「ど、どうしたのっ、ほら、こっち来なさい、いったいどうしたの?」 台所のテーブルで椅子に座って珈琲を飲んでいた私の脇腹めがけて飛び込んできたサエは、私のシャツを両手でギュッと握りしめてから顔を埋めた。サエの生温かい涙が、シャツを通過して私の脇腹の窪みにジワジワと溜まってゆき、小さな水たまりをつくりあげた。 「どうしたの・・・、帰り道で何かあったの・・・?」 サエがしゃくり上げながらシャツでゴシゴシと顔を拭くようにして首を何度も何度も上下に揺らす。そしてまた大声を上げて泣き出してしまった。 「どうしたの、ぼくに言ってごらん、もう大丈夫だから、何も心配はないから・・・」 「外に、ゴキブリがいて、大きいのがいて、チーチがべられちゃった・・・」 「えっ!」 「チーチがあぁ〜っ!!!!!」 一週間前から家の近所

    世界の何処かで始まりつつある、本当の恐い話。 - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。
    fumikef
    fumikef 2016/09/01
    おもしろい。真面目に考察すると、犬程度の大きさ・ネコの頭をちぎる程の力・虫のような生物と聞いてヤシガニが思い浮かんだ。日本では沖縄くらいしかいなさそうだが、文中に沖縄の話が出てきたのは偶然か。
  • 1