asahi.com（朝日新聞社）：ゆうパック遅配、３４万４千個に ７日の正常化目指す - 社会
３日、大規模な配達遅れに対応するため、「ゆうパック」の集積所では慌ただしい作業が続いていた＝東京都中央区、高橋雄大撮影原口一博総務相（左）に陳謝する鍋倉真一社長（右）＝東京都千代田区の総務省 ゆうパックの配達の遅れは６日も続き、１日からの遅配は計３４万４千個にのぼる見込みになった。ただ、集配現場の混乱は解消しつつあり、日本郵便は７日の正常化を目指すとしている。 日本郵便の鍋倉真一社長は６日、記者団に対し、「急速に正常化に向けて回復している。さらに一層の努力をしたい」と述べた。 ６日に配達を予定していた荷物のうち、遅配になる見込みの荷物は前日の半分以下の２万４千個。千葉県と埼玉県から全国へあてた荷物の一部が半日〜１日程度、全国から千葉県と埼玉県へあてた荷物の一部が半日程度遅れる見通しという。 各地の支店から荷物が集まる７０の集配拠点のうち、千葉県と埼玉県の２拠点で混乱が残っている。両
asahi.com（朝日新聞社）：ゆうパック遅配「一過性の問題と」 混乱収まらず公表 - 社会
宅配便「ゆうパック」で大規模な配達の遅れが起きていることについて、郵便事業会社（ＪＰ日本郵便）が４日、初めて遅配の状況を明らかにした。遅配が２６万個にものぼりながら、公表が遅れたことについて、会見した鍋倉真一社長は「一過性の問題のため」と繰り返した。 混乱は、ゆうパックが日本通運の「ペリカン便」を吸収して再出発した１日の夜から起きていた。一部で荷物を輸送するトラック便の遅れが報告された。鍋倉社長は「いくつかの支店だったので、大丈夫だと思った」というが、利用者からは「荷物が届かない」との苦情が寄せられた。 本格的な対策に乗り出したのは翌２日だ。早朝から国内最大の新東京支店（東京都江東区）などの集配拠点に向かうトラック便の到着が遅れるなどの混乱が目立ち始めた。２日夕、同社はトラック便の定時運行の徹底と臨時便を出すことを決めた。 関係者によると、２日夜の時点で遅配の事実を公表するべきだとい
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