パナソニックの松下正幸副会長は10日、副会長を務める関西経済連合会の定例会見で、子会社でサッカーJ1からJ2への降格が決まったガンバ大阪に言及し、新スタジアム建設のため進めている個人からの寄付金集めに降格の影響が及ぶとの見方を示した。 松下副会長は企業からの寄付に関しては「相当程度、確約をもらっている」と述べる一方、個人について「影響があると言わざるを得ない」と指摘。「降格しなければ寄付するという声もだいぶあった」と明かした。 J2降格の要因に関しては「スタッフや選手を含め『落ちることはあるまい』と思っていた。どこかに心の隙があった」と悔やんだ。