編集の中には「あの漫画は俺が描いたんだ」とか嘘を言い出すやつがいると佐藤秀峰が語っていた。 結局オレがアイディアも捻出したんだから、俺が作ったのと一緒だというわけのわからない理屈。 佐藤氏曰く晩酌ついでに思いつきを二、三述べる程度でしかないもので、参考にもならないのだという。 自分たちはプロデュースする側で承認なんて関係がないはずなのに、承認を気にして止まない採用側。 しかもキュレーターとしても「編集は結局何が売れるかわからない(竹熊健太郎)」という始末。 これででかい顔をするんだからよほど何かの見識や実力があるのかと思えば何もない。 水木しげる先生も編集は馬鹿ばかりですよ、と明言されている。そりゃあクリエイターには舐められる。