マーボーを麺にかけた料理「仙台マーボー焼そば」が、にわかに注目を集めている。 以前から一部の店で出されていたが、今年3月、テレビ番組で紹介されたのをきっかけに人気に火がついた。 新たな「ご当地グルメ」に育てようと、仙台や宮城県塩釜市内などの中華料理店39店は7日から、認定店として本格的に売り出す。 企画したのは、同県内の中華料理店などでつくる県中華飲食生活衛生同業組合で、認定を受けると、「認定店」と書かれたフラッグを店頭に掲げることができる。 認定条件は〈1〉マーボーをかけたもので、具は豆腐に限定しない〈2〉麺は焼くか揚げたもの〈3〉組合の認定人が試食して合格点をもらう――の3つだ。 「中国菜館 まんみ」(仙台市泉区)の社長で、組合の委員長を務める大柳憲太郎さん(39)は「ゆくゆくは『ご当地グルメ』として定着させたい」と力を込める。 もともとは1966年、「まんみ」でまかない料理を商品化し