東日本大震災で被災した中高生を教育面で支援する経済協力開発機構(OECD)の「OECD東北スクール」が4〜7日、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で開かれ、6日に行う事業計画発表会に皇太子ご夫妻のご臨席が検討されていることが1日、分かった。 皇太子ご夫妻は震災後の平成23年4〜8月、宮城県など被災地の避難所などをご訪問。今夏も、ご夫妻での被災地ご訪問が検討されている。 文部科学省関係者によると、ご夫妻は被災地の中高生らとの交流を強く望まれているという。雅子さまのご臨席は体調次第だが、実現すれば、生徒らと懇談される時間も設けられる見通し。スクールには被災3県の中高生約100人が参加。パリのOECD本部の庭に、津波に耐えた東北の桜を植樹することなどを計画している。