信濃毎日新聞［信毎web］ 飯田の踏切、トラクターの男性死亡 横断中に列車と衝突ＪＲ飯田線の普通列車（後方）とトラクター（中央右）が衝突した踏切を調べる捜査員ら＝１２日午後２時１８分、飯田市座光寺 １２日午後１時１５分ごろ、飯田市座光寺のＪＲ飯田線伊那上郷―元善光寺間の「湯沢踏切」内で、天竜峡発茅野行きの下り普通列車（２両編成）が、近くの農業古田政雄さん（７７）の農業用トラクターと衝突、古田さんは死亡した。飯田署によると、即死とみられる。列車の乗客５１人にけがはなかった。 現場は遮断機と警報機のない第４種踏切。飯田署などによると、古田さんはトラクターで踏切を横断しようとしたとみられる。同署が原因を調べている。 ＪＲ東海広報部によると、列車の運転士が踏切の手前約１００メートルでトラクターが踏切を左から右に移動するのを発見、警笛を鳴らし非常ブレーキをかけたが、間に合わなかった。列車は踏切を約１４０メートル過ぎて停車した。 列車は自力走行が困難となり、飯田―伊那大島間
