ネバネバがおいしさの元 全国納豆協同組合連合会から納豆大使に任命された歌手の水木一郎さん。会場ではミス納豆とともに納豆の良さをPRしたり、リリースされた納豆ソング「ヒーローはNeverねばGiveUp!」を披露した(2011年7月6日)【時事通信社】 日本の代表的な発酵食品「納豆」。独特の香りとネバネバが、「ご飯の友」として食欲をかき立てる。 いわゆる「糸引き納豆」には関東や東北の食べ物という印象もあるが、全国納豆協同組合連合会の調査によると、全国平均で6割以上の世帯が週1回以上、納豆を食べている。納豆を食べる文化そのものは、全国にしっかり根付いていると言ってよさそうだ。 ところが、納豆ご飯を毎朝食べていても、どうやって作られているのか、「おいしい」と感じるうまみの元は何なのか、納豆の実態を知っている人は少ない。そこで、今回の特集では、納豆メーカー大手のミツカンの協力を得て、納豆をめぐるさ