8月23日、新興市場国の資産は非常に割安で、今の価格なら将来のリターンが確保されているように見える。ただファンドがもし安値拾いの機会として利用するなら、短期的にはより大きな損失を被る事態を覚悟するべきだろう。写真はインドルピー紙幣。ニューデリーで7月撮影(2013年 ロイター) [ロンドン 23日 ロイター] - 新興市場国の資産は非常に割安で、今の価格なら将来のリターンが確保されているように見える。ただファンドがもし安値拾いの機会として利用するなら、短期的にはより大きな損失を被る事態を覚悟するべきだろう。 新興国の株式、債券、通貨は全面的にここ何年も目にしなかったような相場の崩れに見舞われている。このため資産価格のバリュエーションは過去の水準とともに、今後予想される水準に比べても割安に振れている様相だ。