ホウドウキョクは2019年3月31日に更新を終了し、2019年5月31日にサイトをクローズしました。 長らくご愛顧頂きありがとうございました。 今後はFNNjpプライムオンラインをご利用ください。
文/倉田徹(立教大学准教授) 6月4日、香港では毎年恒例の天安門事件追悼集会が開催された。香港島の中心部にあるビクトリア公園のサッカー場を、手に手に蝋燭を持つ市民が埋め尽くす光景はすでに27回目を数える。昼間の雨でグラウンドは濡れていたが、「風雨不改」というスローガンが象徴するように、参加者は今年も光の海を作り出した。 しかし、肝心の集会の動員数はこの2年減少が続いている。2014年には主催者側発表18万人以上、警察発表でも9.95万人が参加したが、今年は主催者側12.5万人、警察発表では2.18万人と、2009年以降で最低に落ち込んだ。 特に集会を離れたのは若者であった。大学学生会の連合体である「学連」は、今回初めてこの集会への参加を見送った。一部の学生会の幹部からは、集会を「毎年結果の出ないことを繰り返すのはまるで精神病だ」と痛罵する言葉まで発せられた。 なぜ、このような事態が生じてし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く