2005年7月9日、FC東京VS東京ヴェルディによるダービー戦。FC東京サポーターによる、試合開始前にコンコースをアウェイ側にパレードする恒例のパフォーマンスの中で、それは起きました。ヒートアップした1人のFC東京サポーターが、灰皿の蓋を投げるという暴挙を行ったのです。 世に言う「FC東京灰皿事件」ですね。 この事件で、サポーターは傷害罪。FC東京クラブ側は1000万円の懲罰金を支払うことになりました。 あれから早5年。たった5年前なのかという気もしますが、事件の背景を振り返りたいと思います。 始めに書いておきますが、この記事は暴挙を行った1人のサポーターを擁護するものではありません。 その前の 1 なぜコンコースをアウェイ側へパレードするパフォーマンスが行われていたか 2 なぜクラブ側は挑発とも取れるパフォーマンスを黙認していたか 以上2点を振りかえるものです。どうかその点勘違いなさらぬ