すべての投資家が株式投資を続けていくうえで避けては通れない、そして、過去に多くの個人投資家が株式投資をやめてしまった最大の原因である「株価暴落」について解説します。 株式市場において、暴落は定期的に発生しています。私が株式投資を始めた2004年から数えても、2006年のライブドアショック、2007年のサブプライム危機、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災、2015年のチャイナショック、2016年のブレグジット、2018年のVIXショックと世界同時株安、2020年のコロナショックと、数年おきに暴落が発生しているのです。 株式投資の歴史を少し振り返っただけでも、「暴落は不可避」という事実が確認でき、恐怖を感じますが、しっかりと準備しておくことで、株式市場から退場させられることはなくなります。 とはいえ、実際に暴落が起こると、運用資金が急激に減少していく事態に直面し、多くの個人