韓国が現在、島根県の竹島(韓国名:独島)を実効支配していることについて、中国メディアの環球時報(電子版)は26日、軍事力で日本に劣る韓国が竹島を実効支配できる理由について論じた。 単純に海上軍事力を比較すれば、日本は韓国よりも明らかに優れている。日韓は世界の造船大国だが、軍事面では日本の技術のほうが韓国に比べより先進的だ。日本の艦艇には優れた艦載電子設備が備えられているが、韓国は軍用艦艇の造船能力が低く、その多くは先進国からの技術提供に頼っているのが現状だ。 しかし日本は海上の軍事的優勢を発揮することができず、竹島は韓国が実効支配している。記事は、「第2次世界大戦後、日本は韓国に対する主権をいっさい手放すことになった。しかし、日本は竹島は日本領という意識は持っていたが、韓国政府は1952年、海洋主権宣言に基づき、竹島を含めた漁船立ち入り禁止線(いわゆる李承晩ライン)を宣言した」と報じた。