三重県鈴鹿市の自宅で2021年、小2の長男の顔に椅子を叩きつけるなどしてケガをさせた罪に問われている27歳の男は25日の初公判で、起訴内容を認めました。 ペルー国籍の派遣社員、ベネガス・ペレス・ジュリオ・ヤイル被告(27)は、去年6月と10月に、三重県鈴鹿市の自宅で、小学2年の長男(7)の顔にイスをたたきつけるなどして、ケガをさせた罪に問われています。 25日の初公判でベネガス被告は、起訴内容を認めた上で「息子が何度も鍵をなくすので頭が真っ白になり、自分をコントロールできなかった」などと虐待に至った理由を語りました。 検察側は「重さ10.1キロの椅子を顔に叩きつけたのは、脳損傷などにも繋がる極めて危険な行為」などと指摘し、懲役2年6カ月を求刑しました。 判決は2月14日に言い渡されます。