3歳の長女が大やけどを負っているのに放置したとして、神奈川県警は5日、母親(22)と、同居する交際相手の男(21)=いずれも横浜市鶴見区=を保護責任者遺棄の疑いで逮捕し、発表した。長女は背中から腰にかけて3カ月以上の重傷を負い、現在も入院中だが、上半身にラップを巻かれた状態で9時間にわたり自宅に置き去りにされていたという。 逮捕されたのは、母親の無職橋本佳歩容疑者と、自称運転手田中聡容疑者。県警によると、2人は4日正午ごろ、やけどを負った長女に治療を受けさせず、自宅で放置した疑いがある。いずれも容疑を認め、「パチンコに行っていた」と供述。橋本容疑者は「シャワーを浴びた際、過って熱湯をかけた」と説明しているという。 長男(5)が4日夕、「ママがいない」と近くの会社事務所を訪問。通報を受けた鶴見署員が、意識がもうろうとした状態で布団に横たわっている長女を発見した。その後の同日午後9時ごろ、橋本
海部観光(徳島県美波町)の阿南発大阪行き高速バスで6月12日、50代の男性運転手が同乗する指導員の指示に逆上して運転を途中でやめ、淡路島南パーキングエリア(PA)に停車したまま乗客17人が約1時間待たされていたことが分かった。四国運輸局は5日、同社と、運行を担っていた関連会社に10月24日付で文書警告の行政処分を行ったと発表した。 同社や運輸局によると、運転手は入社したばかりで、高速道路を走行中に低めのギアで走っていたため50代の男性指導員がギアを上げるよう指示した。しかし従わず、同PAに入った後、運転を拒否した。指導員は運転する際に必要な健康状態などのチェックを受けていなかったため代わりに運転をせず、乗客は約1時間後に同PAに到着した大阪行きの後続便に乗り換えた。 運転手は県内外のバス会社で運転歴があった。問題のあった2日後に退職した。 運輸局は乗客からの苦情を受けて監査を実施し、安全な
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