2007年10月に青森県立八戸工業高校1年の男子生徒が自殺した件の裁判で、県が裁判所の開示命令を受けて提出した当時の緊急アンケートの中に、男子生徒がいじめに遭っていたことを示唆する記述が複数見つかっていたことが明らかになりました。これを元に遺族側は文書を提出し、教諭らや校長の安全配慮義務違反を訴えています。県側はこれまで、いじめの存在自体を否定して遺族側と争っており、今後の反論が注目されます。次回の弁論は、7月2日13時30分からの予定です。 「ラグビー部をやめるなら学校をやめろ」生徒の両親が約700万円の損害賠償を求めて県を訴えた裁判の控訴審の弁論が14日に仙台高裁(古久保正人裁判長)であり、原告側は、緊急アンケートの内容を踏まえた内容の一覧をつけた準備書面を提出しました。 「女子がいじめていた。ラグビー部のこもんの先生もいじめていた。自殺した生徒がラグビー部をやめたいと言ったのに、先生