15日午後2時20分ごろ、東京都千代田区永田町の国会議事堂そばの路上で、日本刀のような刃物を持った男を警察官が発見、取り押さえようとしたところ男に腕を切られた。 目撃者によると、男は目がうつろで、黒い特攻服を着ており、両手で刃物を所持していた。警察官が刺又で取り押さえようとしたところ切りつけ、警察官の腕からは出血があったという。
大阪府を中心に分譲住宅事業などを手がけるフジ住宅は、毎年4月を「親孝行月間」と定めている。全社員に“金一封”が手渡され、親孝行のためならどう使おうと自由。そこには「一社会人である前に、一人の人間として立派であれ」という社員へのエールが込められている。ともすれば、人を押しのけてでも“結果”で勝負するのがビジネスの世界。もちろん、それを一概に否定するわけにはいかないが、人として最も大切なものは何か、とこの制度は社員に問いかけている。4月1日、全社員に1万円の「寸志」を支給 「自分の家族を大切にできないような社員が、取引先を大切にできるはずがない。感謝の気持ちを常に持ってほしい」 「親孝行月間」導入のねらいについて、石本賢一取締役はこう説明する。 親孝行月間は平成16年に導入した。毎年4月1日、宮脇宣綱社長が「寸志」と書かれた封筒を社員全員に渡す。その額1万円。正社員だけでなく、契約社員やパート
「ニュースでよく殺されたり、怪我したりするやつおるやろ、いつでも殺せるんやぞ」…。マンション管理会社の関係者を装って部屋に入り込んだ男は、そう脅すと、目隠しして手を縛った女性をマスクとゴム手袋姿で執拗(しつよう)にもてあそび続けた。平成22年夏、わずか2カ月あまりの間に、京都市や京都府京田辺市で4件の連続強盗強姦事件が相次いだ。犯行は、最長で17時間にも及んだ。「相当長期の懲役刑をもって臨むべき」 「被告人を懲役25年に処する」。4件の事件にからみ、強盗強姦や住居侵入などの罪に問われていたのは、大津市の無職、田中豊誠被告(51)。 田中被告が全件で「無罪」を主張したため、証人17人、審理期間30日間に及び、京都地裁の裁判員裁判としては過去最長となった裁判の判決が10月10日、言い渡された。 「犯行は卑劣で悪質」「被害者が受けた恐怖感、屈辱感の精神的苦痛は計り知れない」「刑事責任は極めて重く
頭は悪いが生命力は抜群 「ダチョウのパワーは驚異的ですよ」と塚本教授は目を輝かせながら語る。幼いころから鳥が好きで獣医を目指す。大学院に進み、ニワトリの研究で博士号を取得。やがて、世界最大の鳥であるダチョウを研究室で飼いたくなり、十数年前、神戸にあるダチョウ牧場へ通い始めた。ダチョウの行動を観察するばかりでなく、時にはダチョウを追いかけ回したり、背中に乗ろうとしたり…。 「あの先生はおかしくなってしまった、と牧場の人たちは思っていたでしょうね。僕にとってはまじめな研究だったのですが…」と笑う。 来る日も来る日もダチョウを観察し続けて3年が過ぎたが、ダチョウの行動に規則性は全く見いだせない。そこで視点を変えてみた。ダチョウの「驚異的な生命力」に着目したのだ。 「ダチョウは頭が悪くて不潔な鳥なんですが、傷の治りがすこぶる早い。しかも寿命が60年もある。これはすさまじい免疫力の持ち主だと推測しま
中国共産党機関紙、人民日報のウェブサイト「人民網」は24日、中国が西側の多党制の政治制度を導入すれば2年以内に武装衝突が発生し1300万人以上が死亡、1億3千万人を超える難民が出かねないとする李満長駐セルビア大使の論文を紹介した。一党支配を正当化し、民主化の「危険性」をPRする内容。現役大使による根拠に乏しい論文には批判も出そうだ。 論文は「西側の国は自由や人権の名の下に他国の内政に干渉している」と民主主義国を敵視。多党制を導入したアフリカや旧ユーゴスラビアは混乱に陥り、経済も低迷したままだと強調した。1990年代の旧ユーゴスラビアの民族紛争を引き合いに、中国で同様の事態が起きれば死者や難民が出る以外にも経済は20年後退し「5千年の文明を持つ中国が、30を超える小国に引き裂かれる」と警鐘を鳴らした。 多党制を許せば、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世ら支持する「過激組織が人心を惑わ
元航空幕僚長の田母神俊雄氏と西村真悟衆院議員(無所属)は25日午後、国会内で記者会見を開き、新党「太陽の党」の結成を表明した。西村氏が代表、田母神氏は代表幹事兼国民運動本部長にそれぞれ就いた。当面、国会議員は西村氏1人だが、次期国政選で党勢拡大を狙う。会見には次世代の党の石原慎太郎最高顧問も同席した。
トヨタ自動車が2004年に国内販売を終了したスポーツ用多目的車(SUV)「ランドクルーザー」の70シリーズ(通称ランクル70)を10年ぶりに再発売した。1984年の発売開始から今年で30年の節目になるのを記念し、再発売を求めるファンの声に応えて復活を決めた。期間限定の販売で、来年6月末まで生産する。 ランクル70はディーゼルエンジンに対する排ガス規制の強化などを受けて国内販売を終了したが、武骨なデザインと荒れた路面をものともしない高い走行性能により、いまでも根強い人気がある。 再発売したランクル70はガソリンエンジン車で、価格はバンタイプが360万円から、ピックアップトラックタイプが350万円から。月間販売は200台を予定している。 開発責任者の小鑓貞嘉チーフエンジニアから、復活にかけた狙いや思いを聞いた。
「何とか形にできないか」 昭和36年、日立製作所の担当者からの依頼に、山下工業所(山口県下松市)の創業者、山下清登氏(79)は言葉を失った。見せられたのは東海道新幹線初代車両「0系」の試作図だ。新幹線の「顔」にあたる独特の流線形をした先頭車両を仕上げてほしいという依頼だった。 中学卒業後、自動車修理工場で板金を覚えた山下氏は、日立製作所笠戸事業所(同市)で蒸気機関車の部品作りなどを手がけた。だが時速200キロ超の高速鉄道車両の製造は初めて。不安や懸念以上に「やらなければならない仕事だ」との使命感を山下氏は覚えた。 山下氏が得意とするのは、金属をハンマーでたたいて曲面を形づくる「打ち出し板金」という技術。切り分けた鉄板をたたいて延ばし、微妙な力加減で曲線を作り出す“職人芸”だ。 木で作った原寸大の先頭車両の型枠に鉄板をあわせ、毎日8~10時間、ハンマーでたたき続けた。ひどいしびれから手の感覚
香港メディアは25日、仁川アジア大会で中国の競泳代表の孫楊選手が「日本の国歌は耳障りだ」と発言したと報じた。中国のインターネット上では「品のない発言」などと批判が広がっている。 香港紙、香港経済日報(電子版)などによると、24日の男子400メートルリレーで2位の日本チームを押さえて優勝した中国チームの孫選手は、メディアの取材に「中国人に留飲が下がる思いをさせた。正直言って日本の国歌は耳障りだ」と話した。 中国の短文投稿サイトでは「スポーツ選手としての素養がない」「同じことを言われたらどんな気持ちになるか」などと批判する書き込みが目立った。中国の主要メディアは孫選手のコメントを、国歌に関わる部分には触れずに報じた。 中国外務省の報道担当者は25日の定例記者会見で「孫選手個人の行為にコメントはできない」と述べた。孫選手は日本の萩野公介選手のライバルとして知られる。(共同)
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