上の子は算数に苦手意識があるようだ。 学校のテストでそれほど悪い点を取ってこないので、さっぱりわからないというわけではないようなのだが、幾何の問題は特に苦手なようだ。 時々、学校や塾の宿題をしながら「何これー、全然わかんないっ!」と騒いでいたりする。 私は、小学校の頃の算数の幾何の問題はパズルみたいで楽しかったという記憶しかない。上手な補助線をひくことができればするすると問題を解くことができて、それはとても心地よかった。子供の幾何の問題を見ていると、今でもわくわくして解きたくなる。子供と私とは、得意分野が微妙に違う。 「お母さんは、高校までは算数や数学を分からないと思ったことがなかったんだよね。でも、大学の数学で『これがさっぱりわからないということか』と衝撃を受けたよ」と、娘に話したところ 「ということは、お母さんと私はつまづくタイミングの違いだけで、二人とも算数が苦手ってことだね」 とま