WSL2上のDockerからCUDAを使える環境を作成したときの備忘録です。 古い記事の中で手順が変わっていたものなどあったのでまとめました。 環境 OS (WSLホスト): Windows 11 OS (WSLゲスト): Ubuntu 22.04 NVIDIAドライバのバージョン: 516.59 WSL用のドライバについて 現在はWindows用のNVIDIAドライバにWSL用ドライバが含まれているので[1]、ダウンロードページかGeForce ExperienceからWindows用のドライバをインストールします。 ドライバをインストール後、/usr/lib/wsl/lib配下にドライバ関連のファイルが増えています。 この中にnvidia-smiコマンドが含まれているのでこのコマンドでGPUが認識できていることを確認できます。 $ ls -lt /usr/lib/wsl/lib tot