ナデラ氏は1992年に米Sun MicrosystemsからMicrosoft入りし、サーバ部門、ビジネスソリューション部門などを経て、2008年2月にオンラインサービス部門の上級副社長としてBingの立ち上げや米Yahoo!との提携を手掛けた後、2011年にサーバ&ツール部門社長に就任。昨年7月の「One Microsoft」を掲げた大組織再編でクラウド&エンタープライズエンジニアリング部門の上級副社長に就任した。 ナデラ氏は公開書簡で「CEO就任に当たり、ビル(ゲイツ氏)にこれまでよりも多くの時間を会社のために提供して欲しいと頼んだ」と語った。ゲイツ氏は会長は退任するが、テクノロジーアドバイザーとして、ナデラ氏がMicrosoftのテクノロジーと製品の方向性を形成することをサポートしていく。 ゲイツ氏は発表文で「変革期にあるMicrosoftにとって、サトヤ・ナデラ以上にリーダーにふさ