アジア太平洋の17カ国・地域の大学生らが手作りのロボットで技術を競い合うロボットコンテスト(ロボコン)が24日、インド西部プネで開かれ、日本代表で初出場の名古屋工業大(名古屋市)が準優勝した。優勝はベトナムのラクホン大。 ロボコンはアジア太平洋放送連合(ABU)の主催で2002年から始まり、今回が13回目。 今大会は各チームが2台の親子ロボットを使って、ブランコやシーソーなど公園の遊具を模した四つの課題に挑んだ。 名古屋工業大は予選でロボットが故障したが、プログラムの書き換えや緊急修理で形勢を立て直し。決勝トーナメントで最終戦まで進んだものの、惜しくもラクホン大に敗北した。 来年はインドネシアのジョクジャカルタで開かれる。(共同)