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ブックマーク / kanjibunka.com (2)

  • 「郵便」や「定期便」などに使われる「便」は、どうして排泄物の意味でも使われるのですか?|漢字文化資料館

    以前の漢字文化資料館で掲載していた記事です。2008 年以前の古い記事のため、ご留意ください。 Q0507 「郵便」や「定期便」などに使われる「便」は、どうして排泄物の意味でも使われるのですか? A 「便」の一番基となる意味は、「支障がなくて都合がいい」だとされています。「便利」「便宜」や「簡便」といった熟語が、その代表的なものです。「交通の便がいい」なんていう言い方も、この延長線上で理解することができるでしょう。 この漢字を「定期便」「発着便」というふうに輸送手段の意味で使うのは、そこから発展した日独自の用法です。また、「便箋」「郵便」のように手紙の意味で使うのも、どうやら同じく日独自の用法のようです。 さて、問題はこの「便」がどうして排泄物の意味になるのか、ということですが、例によって残念ながら詳しいことはわかりません。この意味の「便」は、中国の古典にも用例があるようですから、日

    「郵便」や「定期便」などに使われる「便」は、どうして排泄物の意味でも使われるのですか?|漢字文化資料館
  • 『「山月記」はなぜ国民教材となったのか』|漢字文化資料館

    『「山月記」はなぜ国民教材となったのか』 佐野幹 著 ISBN:978-4-469-22232-6 四六判・314頁 定価:体2,200円+ 税 2013年8月刊行 大修館書店HP商品ページへ 中島敦の「山月記」といえば、高校の頃に学習し、「詩人になりそこなった男が、発狂して虎になってしまう」という強烈なイメージとともに、記憶している方が多いのではないでしょうか。 「山月記」は、高校2年生の小説教材として盤石の地位を占めており、芥川龍之介の「羅生門」、夏目漱石の「こころ」といった、いわゆる有名定番教材を押さえて、教科書掲載回数は過去最多を誇ります。現在、各教科書会社から刊行されている「現代文B」教科書での掲載率は実に100%! 全国の多くの高校2年生は「山月記」を学習することになっているのです。 「山月記」が雑誌「文学界」に掲載されたのが1942年、高校の国語の教科書に初めて掲載されたの

    『「山月記」はなぜ国民教材となったのか』|漢字文化資料館
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